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     (社長の毒言)

       

    

            20111月 31日 民主政権むしばむ戦後教育

   教育は恐ろしいものだ。

   戦後平和教育の名のもとに日本の伝統文化を教えなかったために

今の政治家やジャーナリストを作ってしまったのだ。

私も戦後の団塊世代の人間だから、戦後の教育がどう行われたかの

体験者です。

社会に出て様々な情報を目にして初めて解ったことが多いのです。

えせ平和教育を続けた日教組はすべての癌ですね。

未だその勢力は続いているし、政権の中枢にいるのです。

誠に悲しむべき事です。

この事を取り払わなければ日本沈没は避けられないでしょう。

「共産革命は教育で成し遂げられた」と日教組は言っています。

民主党政権の誕生を指しているのです。

 

以下記事内容を紹介します。

 

産経新聞論説委員・皿木喜久 民主政権むしばむ戦後教育          

 ◆仙谷長官の「問題発言」

 

   もう昨年末のことになったが、仙谷由人官房長官の発言がまたまた

       物議をかもした。

 

    フジテレビの番組で、小泉純一郎元首相が首相在任中に靖国神社を

参拝したことを「アナクロ(時代錯誤)であり、非常にまずい外交だ」と

批判したのだ。

 

   番組で木村太郎キャスターから中国の覇権主義などからして、

民主党政権のアジア重視は破綻したのではないか、と

指摘されたのに対する反論である。

その責任を小泉政権に押しつけようとの意図が垣間見えた。

 

   首相による靖国参拝は国を守る観点から必要不可欠な行為であり

決してアナクロではない。むしろ尖閣諸島沖での漁船衝突事件などでの

中国に対する過度な配慮の方が「まずい外交」であり、アナクロでさえある。

     

   その点については先月29日付の本紙「主張」が厳しく批判している。

それをもう一度取り上げる気になったのは、仙谷氏の発言が

「戦後教育」の落とし穴にスッポリとはまりこんでしまった

もののように思えるからだ。

 

   仙谷氏は昭和21年1月の生まれだから、27年小学校入学のはずである。

筆者よりもちょっとだけ上の世代である。

 

   だからよくわかるのだが、当時の日教組を中心とした教育は子供たちに

くどいほど「平和」だとか「反戦」をたたきこんだ。

だがその「平和」を守り、国や家族を守るための戦いの意味については

まったく教えなかった。

 

   ましてや国のために戦って死んだ人を祭ること、

つまり靖国神社などの存在理由は小指の先ほども学んだ経験はない。

 

    恐らく仙谷氏もそうした点については思考停止のまま、政治家となった。

その中で 「靖国参拝イコール時代錯誤」と思いこみ、口をついて出たのだろう。

      

   ◆安全保障への思考停止

 

   仙谷氏はその前にも、国会答弁で自衛隊を「暴力装置」と呼び、

顰蹙(ひんしゅく)を買った。

これも、国を守ることや自衛隊の意味についてまったく教えようと

しなかった戦後教育の瑕疵(かし)としか思えなかった。

 

   同じ民主党の鳩山由紀夫前首相は仙谷氏よりひとつ年下の

昭和22年2月生まれである。

 

   その鳩山氏は首相を辞める直前の昨年5月、沖縄の米軍普天間飛行場

移設問題で公約の「最低でも県外」を撤回した。

記者団に語った「学べば学ぶほど(海兵隊が)連携し抑止力を

維持していることがわかった」というのがその理由だった。

 

   米海兵隊が沖縄に駐留していることが極東の平和のための抑止力に

なっているというのだ。

しかしそのことは日米安保条約や日本の守りの核心であり、

イロハでもある。

それに首相ともあろう人がやっと気づいたというのだ。

 

   この日米安保条約が改定された昭和35年、鳩山氏は

中学2年だったはずだ。恐らく学校で安全保障の意味について

学ぶこともなかった。そしてやはり思考停止のまま首相となった。

 

   悪(あ)しき平等主義の表れのようなバラマキ行政も含め、

この政権は「獅子身中の虫」のような戦後教育にむしばまれている。

     

   ◆国守る歴史知ってこそ

 

   話はちょっとそれるが、故司馬遼太郎氏はかつて「街道をゆく」

シリーズの取材で、鹿児島の蒲生という町(現姶良市)を

訪れている。

案内されて八幡宮の隣の岡に登って驚いた。

 

   先の大戦をはじめ日清日露や戊辰戦争、さらには関ケ原の合戦まで

あらゆる戦いで戦死したこの町の衆を祭る記念碑が林立していたのだ。

司馬さんはシリーズの『肥薩のみち』に「日本戦史そのものが

この郷に集約されている観があった」と書いている。

 

 司馬さんを驚嘆させたその小さな町に、筆者は小学校を卒業するまで

住んでいた。

記念碑は小学校のすぐ裏にあり、悪童たちにとっては格好の遊び場だった。

だがこれがそんなモニュメントであることは誰も知らなかった。

親も先生も教えてくれなかったからだ。

     

   平和教育全盛の時代の大人たちは、戦死者を祭ることなど、

とんでもないことのように勘違いしていたのだろうか。

 

   だが司馬さんのおかげでそのことを知ると、急に故郷に対する愛着が

生まれた。

国や郷里、家族のため、戦に出かけたこの町の先祖たちのことが

いとおしく思えた。

それを大事に敬ってきた人々にも親しみを覚えたからだ。

 

   国についても同じことが言えるだろう。

祖国を守ってきた歴史を学ぶことで初めて、

国や国民へのいとおしさも生まれてくる。

その気持ちを持たない者が政治家となる資格はない。

 

 政治家自身がまず、あの戦後教育の呪縛から解き放たれることである。

(さらき よしひさ)

 

 

 

        

             20111月 29日石油をつくる藻類

   この記事を見た時に感嘆した。

   これこそが資源小国の日本の救世主になる様な気がした。

   日本で石油を生産できるなんて、夢のようです。

   まだ実用化には時間がかかるとのことだが、いずれ日本の水田から

石油が生産されるようになるだろう。

そうすれば農業問題など吹き飛んでしまうかもしれない。

水もあり、石油もあるとなると資源大国になるかもしれません。

日本の将来は明るくなります。

これこそは国家プロジェクトとして取り組んでもらいたいものです。

以下その記事です。

 

 

生産能力10倍 「石油」つくる藻類、日本で有望株発見

 

    藻類に「石油」を作らせる研究で、筑波大のチームが従来より

10倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見した。

チームは工業利用に向けて特許を申請している。

将来は燃料油としての利用が期待され、資源小国の日本にとって

朗報となりそうだ。

茨城県で開かれた国際会議で14日に発表した。

 

   筑波大の渡邉信教授、彼谷邦光特任教授らの研究チーム。

海水や泥の中などにすむ「オーランチオキトリウム」という

単細胞の藻類に注目し、東京湾やベトナムの海などで計150株を採った。

これらの性質を調べたところ、沖縄の海で採れた株が極めて高い油の

生産能力を持つことが分かった。

            

 

   研究チームの試算では、深さ1メートルのプールで培養すれば

面積1ヘクタールあたり年間約1万トン作り出せる。

「国内の耕作放棄地などを利用して生産施設を約2万ヘクタールにすれば、

日本の石油輸入量に匹敵する生産量になる」としている。

 

   炭化水素をつくる藻類は複数の種類が知られているが

生産効率の低さが課題だった。

 

   渡邉教授は「大規模なプラントで大量培養すれば、

自動車の燃料用に1リットル50円以下で供給できるようになるだろう」と

話している。

 

   また、この藻類は水中の有機物を吸収して増殖するため、

生活排水などを浄化しながら油を生産するプラントをつくる

一石二鳥の構想もある。(山本智之)

 

http://www.asahi.com/science/update/1214/TKY201012140212.html

 

 

 

 

 

            2011128日 中国に未来があるか?

   中国がバブルを抱えたまま膨張し続ける事は考えられない。

   国家管理の下にバブルを起こさせないことには11億人の民を抱える

中国国民の不満を解消できる道はないからだ。

しかし経済格差の広まりは益々貧富の差を生じさせ、不満がますます拡大する。

内部に爆弾を抱えた国を統率するのに、軍事力だけでは無理だろう。

内部矛盾を抱えて膨張する共産国家の将来は危ういのです。

それでは私たちにどのような影響があるのだろう。

バブル崩壊して国が混乱しても、冷静に対処するしかないのです。

我が国は中国の混乱を予測し、経済的にも損失を最小限にとどめる様に

チャイナリスクに保険をかけながら商売をするべきでしょう。

いつでも撤退できる体制にしている事が大切なようです。

以下のブログから引用しました。

   http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-671.html

   2011年、開幕のベルが日の出と共に鳴り世界のどん帳が

静かに上がりました。

      

 

今年も中国は相変わらず傲慢無礼に振る舞い、まるで京劇の役者の

ように派手な衣装とオドロオドロシイくまとりのメイクで 世界を

威圧していきます。

 

日本で最初に京劇を見た二葉亭四迷は「甚だ悪趣味だ」と言って

います。悪趣味は中国の基本です。しかしこの悪趣味国家はよろめ

こうとしている。

 

派手な衣装と醜悪なくまとりのメイクに脅かされて萎縮している日本

の政治家たち、作られた虚偽の数字と世界一の人口に幻惑されている

日本の経済界、あなた達には中国の明日が見えないのですか?

 

みかけの力とは裏腹に中国はもはや限界に達しています。大多数の

中国国民の不満はすでに導火線に火がついたダイナマイトです。

 

核武装していてミサイルの発射準備を整えた国が崩壊しはじめたら、

いったいどんなことが起きるのか、中国の周辺におよそ安全な国など

ない。

     

ソ連の崩壊は誰も予測しなかった。もうひとつの独裁国家中国が

よろめきはじめた。国民の不満を無視した国家に明日はありません。

 

歴史は繰り返します。いかに手を尽くしても、共産党独裁国家が永遠に

政権の座にとどまる事はできない

 

この国の共産党員の最大の不安は明日も自分たちが支配者でいられるか

どうか、残された時間はもうあまりありません。崩壊を察知した彼らは

不正に手に入れた大金を必死に海外に逃がしています。

 

ついに60年前につくられた体制が軋み始めてきました。この国の社会

秩序は崩れて、農民たちがすでに行動を開始しています。

 

年間8万前後起こる各地の暴動に対しては公安や人民軍の躊躇しない

発泡で弾圧してきましたが、この暴動が百万単位になったときもう誰も

止めることが出来ない。

 

不満は農民だけではではありません。嘘の教育で大人になった知識人

たちもこの情報社会で真実を知り、だれも政府を信用しなくなった。

      

北京の指導部は相変わらず時代遅れのイデオロギーの美点を賞賛し、

中国式社会主義が人民を救うと宣伝しています。

 

しかし しっかり目を凝らせば中国の終わりを示すあらゆる前兆が見て

取れます。ひとつのやまびこがきっかけで雪崩を引き起こすことも

あります。

 

どれほどの時間が中国に残されているのか、その時が明日なのか、

1年先なのか、5年先なのか?この国が世界の舞台から転げ落ちても

驚くにはあたたらない。

 

この国は未来を手に入れることは不可能です。なぜなら人間の尊い

値打ちを教えられてこなかった。

 

中国人は、スプーンがスープの味を永遠に知ることのないように、

 

 

 

    

           20111月 27日 国民に知ってほしい陛下の祈り

   天皇陛下の事を小学校の教科書に陛下を付けなくて

天皇の表記のみのが、あるようだが、教科書審議会の学者も歴史を

もう少し勉強した方がいいようだ。

またこの国の国民統合の象徴であることを忘れているようだ。

権力をなくした天皇だから国民は畏敬の気持ちで接しなければならないのだが、

民主党の政治家には畏敬の念が無い方が多いようです。

自らをアジア人と言い、日本人と言わない方が多のですからさもありなんです。

すなわち無国籍人であると自分から言っているようなもので、

知識人にこの様な世界を知らない理想家が多いのです。

天皇陛下に対する不敬はこれからきているのかもしれません。

嘆かわしい事です。

以下櫻井氏の論文です。

 

国民に知ってほしい陛下の祈り  桜井よしこ

短い正月休みだったが、今年の歳旦祭(さいたんさい)はとりわけ心にしみた。

 

毎年大晦日から元旦にかけて、私は近くの神社に足繁く通う。

まず大晦日の夕方の大祓式で、絹の袍(ほう)(大袖の上着)と袴、

いずれも純白の装束に身を包んだ宮司さまに一年間の罪と穢を

祓い除いていただき、新年に備える。今年もまた、多勢が集った

赤坂氷川神社で、顔見知りの人たちと一年の無事を確認し合って

嬉しい気持になる。

 

除夜の鐘が鳴り響くころ、厚着で初詣に出かける。

赤坂氷川神社の初詣の楽しみは、江戸時代の文化財が楽しめることだ。

同神社の御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)である。

天照大神の弟神の素戔嗚尊は、天上では暴れん坊で

悪役の神として描かれているが、出雲に降臨して以降は勇敢かつ

素朴で平和な神として知られる。

 

出雲では八岐大蛇(やまたのおろち)を征伐し人身御供の奇稲田姫

(くしいなだひめひめ)を助けた。後に姫と結婚し、

大国主命(おおくにぬしのみこと)が生まれた。両神様も

赤坂氷川神社の祭神である。

             

今年、境内には、日本武尊(やまとたけるのみこと)の

珍しい女装姿の人形が飾られた。敵を待ち伏せするための女装で、

江戸時代後期の作だ。丈高い人形や夜空の星を眺める内に参拝の順が

回ってきた。一年間守っていただいたお礼を心の中で言上し、

甘酒をいただき、おみくじを引き、参道脇で赤々と燃える焚き火で暖をとり、

家路に向かう。

 

元旦は早々と身仕舞を整え、歳旦祭に出かける。

宮司に合わせて皆深く一礼する。日本人はお辞儀に深い意味をこめるのだ。

宮司の四方拝につづいて祝詞が上げられ、新年の日本の安泰と国民の

幸福が祈念される。

 

一時間ほどで終わった歳旦祭の最後に宮司の惠川義昭氏が語った。

 

「毎年、皆さんの幸福を願い歳旦祭をとり行えることを本当に感謝しています。ですが、天皇陛下は、私たちよりずっと早く、陽も上がらない時間に、

国民全員のために祈って下さっています。有難いことだと感謝せずには

いられません」

            

国民の幸せのための祈り

 

私ははっと気付かされた。多くの日本人は天皇陛下が折りに触れ、

国民のために祈って下さっていることや皇室の最重要の役割が国家、

国民の安寧を願う祭祀であることを意識さえしていない。

知りもしない。

 

実際に天皇陛下はどのように祈って下さっているのか。

「産経新聞」の宮内庁担当記者だった山本雅人氏の『天皇陛下の全仕事』

(講談社現代新書)で見てみよう。ちなみに氏は担当記者として

毎日拝見することになる以前と以後の「天皇像」に大きなギャップが

あったとし、一般の国民も同じだろうと感じて本書をまとめたそうだ。

 

報道される皇室関係のニュースでは、「一般参賀や地方訪問でのお手振り」

などが皇族の仕事だと考えがちだが、実際は全く異なる。もっと重要な、

国民の幸せのための祈りは皇室の私的行事と位置づけられ、

殆んど報じられない。しかし、国民に伝えられない祈りこそ、

皇室が常に最重要視し、自らの存在意義としてきた重要な活動なのである。

 

『天皇陛下の全仕事』によると、天皇陛下は元旦の午前5時半には

宮中三殿に並ぶ神嘉殿(しんかでん)の前庭にお出ましになる。

庭中央の、屋根だけの東屋風の簡素な建物には清潔な青畳が敷かれ、

陛下はそこで皇室の祖先神が祭られている伊勢神宮に遥拝し、

国の安泰と国民の幸福、農作物の豊作などを祈り四方拝を行われる。

元旦の東京の日の出は午前650分頃、したがって周りは暗く、厳しい

寒さの中での厳粛な祈りである。

          

御所から神嘉殿に向かわれる陛下をお見送りして、皇后美智子さまが

詠まれた歌を、山本氏は紹介する。

 

年ごとに 月の在(あ)りどを 確かむる 歳旦祭に 君を送りて

 

歳旦祭に臨む前に、陛下はすでに御所で身を浄め、身装いを正しておられる。

祖先の神々に祈りを捧げるずっと前から始まる仕度を、

皇后さまは陛下と呼吸を合わせるようなお気持で見守って

おられることだろう。そして、いよいよお出ましの時、

闇に鎮まる皇居の森から

視線を空に上げて、月の光を探される美智子さまのお姿が浮かんでくる。

            

今上天皇は、新聞もテレビもあまり報じないこうした古代の

祭祀を非常に大切になさるという。自らを慎み古式の装束での

祭祀は年間30回を超えるそうだ。それを忙しい「公務」の間に

手抜きもなさらず、とり行っておられる。

かつて天皇は日本のまつりごとの主宰者だった。

まつりごとは「祭り」であり「政」だった。これを一変させたのがGHQだ。

 

『天皇と神道 GHQの宗教政策』(サイマル出版会)で、

ウィリアム・ウッダード氏が詳述しているが、GHQは統合参謀本部の命令に

基づき、日本国の大変革に取り組んだ。柱は「神道の国家からの分離」と

「神道の教育制度からの除去」、即ち、「天皇の人間宣言」と

「神道指令」だった。前者の説明は不要であろう。後者は

「神社神道を国教とする制度を廃止し、政教分離の原則を確立し、

宗教と教育から軍国主義と超国家主義を除去すること」だった。

             

日本の文化文明の芯

 

米国務省は神道が軍国主義の元凶であり、日本政府が国民に神道信仰を

強要してきたと考えたのだ。この誤った認識に基づいて、米国は日本の

文化及び国の形まで変えた。その一端が祭祀を天皇家の私的行為と位置づけ、

日本人の生活から神道に関係するすべてを取り除くことだった。

 

一例が祝祭日の命名である。211日は神武天皇即位を祝う日で、

かつて紀元節と呼ばれた。占領軍は神道排除に走るあまり、

「たとえ国会で紀元節が承認されても、これを許可することはできない」

として、211日の祭日を許さなかった。

一体全体、一国の建国記念日をここまで否定してよいものか。

 

ちなみに、211日は戦後21年目の1966年、「建国記念日」と

名前を変えて祝日となった。

 

農業国日本の一年は、天皇が国民の安寧と五穀豊穣を神々に祈って下さり、

その祀りを軸にすぎていく。国民の生活も祝日も同様である。

11日の歳旦祭のあとは211日の紀元節、321日の春季皇霊祭、

815日のお盆の日、923日の秋季皇霊祭、1017日の神嘗祭、

1123日の新嘗祭などが続いていった。

           

これらは戦後、春分の日や秋分の日、文化の日や勤労感謝の日となり、

歴史とも文化とも、また四季とさえも無関係の祝日になった。

皇室の祈りは天皇家の私的行事に矮小化されたまま、現在に至る。

そのことを指摘したのが惠川宮司の挨拶だった。

 

皇室はいま国民の無関心や知識不足の中で、皇位継承問題も含め

大きな危機に直面している。そのことは、そのまま日本の危機である。

日本が漂流し始めたいま、日本の文化文明の芯となってきた皇室と国民の、

来し方行く末を考えたいものだ。皇位継承の安定を保つためにも

皇室典範の改正も急ぎたいと切望する。(週刊新潮)

 

杜父魚文庫

 

 

 

 

        

             20111月 26日 激動の2011 日本の生き残る道

   敗戦の苦しみから這い上がり、今日の日本の繁栄を成し遂げた先人の

遺伝子を引き継ぐ私達日本人ならば、どんな困難も克服し、

必ずや未来の日本を切り開いていけるものと信じています。

櫻井氏は日本の生きる道を示しています。

以下彼女の論文です。

 

激動の2011 日本の生き残る道 桜井よしこ

惰眠を貪る日本の政治とは対照的に、国際社会は諸国が戦略を練り、

素早い判断で行動しなければ食い潰されてしまう覇権争いの

時代を迎えている。とりわけアジアでは中国、インド間で国益をかけた

熾烈な駆け引きが展開されるだろう。それは、以降100年間の世界を

規定すると言ってもよいような重大な意味を持つもので、日本も当然、

大きな影響をうける。

 

2012年には、ロシア、米国、韓国、台湾が各々選挙の時期を迎え、

中国でも新指導者が誕生する。彼らが戦う戦略ゲームは、

後に詳述する中国の新たな決意と、中国による核拡散という

重大な変数を交えながら展開される。

        

加えて北朝鮮情勢はいつ急変してもおかしくない。

           

指導層の一斉交替が起きる2012年を前にした2011年は、

すでに世界の緊張の中心となった西太平洋とインド洋における複雑な

戦略戦が熱く闘われる年だ。アジアの大国日本といえども、

覚悟と戦略なしには乗り切れないだろう。

 

中国の異常な軍拡についてはすでに多く語られ、

世界はその脅威に直面してきた。だが、世界はいま新たな

中国の脅威に直面している。中国が2009年夏に政治姿勢の変更を

決定したからだ。それは、韜光養晦(とうこうようかい)

(姿勢を低く保って力を蓄える)というケ小平の教えに訣別して、

有所作為(なすべきことをなす)という戦術への転換だった。

自信をつけた中国は、国際社会の制度や価値観に中国の利益を

犠牲にして合わせるのは不合理だと考え、逆に、国際社会のルールや

価値観を中国風に変えていくことを選んだのだ。

 

中国は紛れもなく、覇権大国になると宣言したのである。

彼らは日本、インド、ロシア、台湾をはじめ近隣諸国のほぼすべてと

領土領海、地勢を侵すか侵されるかという深刻で微妙な問題を抱えることに

なった。

それも、なすべきことをなすと決めた彼らにとっては、覚悟の内なのだ。

            

旧ソ連と異なり、国家基盤としての経済の重要性を知悉する中国は、

軍事にとどまらず、全分野に覇権を及ぼそうとする。一例が金融だ。

強い経済を実現し維持するために、経済の基盤である金融を中国式に

制度設計しようとするのだ。

 

1985年のプラザ合意以降、常に不条理なまでの円高によって

成長力を殺がれ続ける日本を横目に、中国は人民元を安すぎる

水準にとどめてきた。欧米諸国の切り上げ圧力を、米国に次ぐ

軍事力に象徴される国家の意思をもって、断固、はね返してきた。

のみならず、中国人民銀行の周小川総裁が093月に

「世界の準備通貨としてのドルから離れる」ことを提唱したように、

ドル体制への挑戦を公然と打ち出した。

 

人民元を基軸通貨化する戦略目標を掲げたのだ。

 

国際通貨基金(IMF)やアジア開発銀行(ADB)で議決権を高めつつあるのも、中国式の金融制度を作り上げる「努力」の一環だと考えてよいだろう。

他方、10126日までに、外資依存型の経済運営を全面的に改めると発表。

外資系製造業に与えていた優遇税制を全廃し、脱外資路線を明らかにした。

中国は本当に自信をつけたのである。

 

中国の自信は、しかし、知的財産権の侵害に見られるように、

多くの場合、国際社会のルール破りに発展する。

世界貿易機関(WTO)に加盟したにも拘らず、

レアアースを一方的に輸出規制した。力で相手国を捻じ伏せるこの手法こそ、

紛れもない中国の手法だった。

            

知的財産権を侵害して技術や製品を入手するのであれば、

当然開発コストは限りなく安くなり、競争力は強まる。

そうして手にした経済力と異常なペースで進めた軍拡の

相乗効果が現在の中国の国際社会での存在感を作り上げた。

そして、彼らは遂に世界の地勢を根本的に変えるに至った。

 

中国は1982年、ケ小平の時代に長期戦略を立て、2010年までに

日本列島からボルネオまでの第一列島線内部の制海権を打ち立てると決めた。

 

2020年までに小笠原諸島からグアムをつなぐ西太平洋の制海権を確立し、

2040年までに西太平洋とインド洋で米海軍の独占的支配を阻止すると定めた。

中国の外洋進出はまさにこの戦略に沿って実現されてきた。

 

拡大路線を驀進中

 

中国の進出でインド洋も西太平洋も緊張の海に変わったが、

彼らが安心して外洋に進出出来たのは、進出に先だって周到に

背後を固めたからだ。一例が新疆ウイグル自治区の扱いである。

弾圧と虐殺の極みといえるこの事例に、中国膨張の基本型が見てとれる。

             

人口800万から1,500万といわれたウイグル人の国、東トルキスタンを

軍事力で奪ったあと、彼らの団結を阻止するために、

漢民族をウイグル自治区に大量に送り込んだ。ウイグル人に凄まじい弾圧を加え、

彼らとルーツを同じくする中央アジアのトルコ系民族からも

切り離しを図った。

中央アジア諸国に手厚い援助を実施して中国への非難を封じ込めたのだ。

こうして中国内のウイグル人は内でも外でも孤立させられ、抵抗力を殺がれた。

 

一方で中国は中央アジア諸国の豊富な資源も自国のものにし始めた。

カザフスタンからカスピ海経由で新疆に延びる原油パイプライン、

トルクメニスタンからウズベキスタンとカザフスタンを

経由する天然ガスパイプラインの建設だ。

 

中国はウイグル人の祖国を奪い、渇望する資源を手に入れ、

中央アジア諸国を中国に依存せしめることに成功したのである。

 

中国の拡大路線は極東ロシアにも急速に伸びつつある。

かつて中国を凌駕したロシアの国力の凋落は、特に極東で顕著である。

ヨーロッパの面積の約2倍の極東に住むロシア人は現在わずか700万人、

5年後には450万人に減少する。国境の南には土地や資源、

起業の機会を求めて越境の時機を窺う億単位の中国人がいる。

事実、すでに多くが入植済みである。

少ない人口と豊富な資源を特徴とする極東ロシアはいずれ

中国圏に組み込まれていかざるを得ず、このことはロシア首脳部の

心中深くで、中国への猜疑心となっている。

 

 

中国が好んで使う「平和的台頭」という表現にも拘らず、

中国は全方位で拡大路線を驀進中なのだ。

空母を建造する傍ら、米国の空母牽制のために75隻もの

潜水艦を確保したと見られる。

米軍を無力化する二つのサイバー部隊もフル稼働中だ。有事の際、

米空母の接近を阻止する対艦弾道ミサイルとそれを支えるレーダー網も

完備済みだ。事態の深刻さは、米国防総省系のランド研究所が

2009年の報告で「米国は2020年までに中国の攻撃から台湾を守ることが

出来なくなる」と分析したほどである。

 

台湾を制圧すれば、中国は南シナ海により大きな海軍力を振り向けられる。中国にとって南シナ海は極めて重要な世界制覇戦略の拠点である。

 

海上自衛隊で指揮官を務めた潜水艦の専門家、岡崎研究所副理事長の

川村純彦氏が指摘した。

 

「中国は、南シナ海を対米核攻撃の第二撃力の基地にしようとしています。

仮に核戦争が勃発して陸上の基地が攻撃されても、

潜水艦は攻撃を免れ得ます。生き残った潜水艦から

米国へ核ミサイルを発射する。

これが第二撃力です。中国には、まだこの報復能力はなく、

必死で持とうとしています。その種の攻撃型潜水艦を隠しておくのに、

十分な深さのあるのが南シナ海で、絶好の場所なのです」

             

南シナ海の海南島に中国が完成させた大規模海軍基地は、

潜水艦20隻を収容するトンネル式の地下基地を備えた、

最新鋭の普級ミサイル潜水艦の母港である。

 

「南シナ海を核の第二撃力の基地として聖域化して初めて、

米国と対峙出来る物理的な強大国となれる。

中国はそう考えているのです」と、川村氏は語る。

 

「真珠の首飾り作戦」

 

まさに2040年までに西太平洋とインド洋から米国を排除して

中国の覇権を打ちたてる戦略を実現する非常に重要な第一ステップが

南シナ海制覇なのだ。

 

中国は一度立案すると忍耐強く継続する。決して諦めず、しかも柔軟である。

たとえば、この十数年間、インド洋支配を目指してインドを

取り囲む形で軍事基地や軍艦の収容が可能な大規模港湾を整備してきた。

通称、「真珠の首飾り作戦」と呼ばれる同作戦はバングラデシュ、

ミャンマー、スリランカ、パキスタンなどの協力で進められた。

 

欧米諸国はミャンマーの軍事政権に「民主化」の要求を突きつけ、

援助を断ち切ったが、中国は惜しみなく援助を与えた。

東南アジアで最も広い国土と豊富な資源を有する穏やかな国民性のこの国で、

中国は見返りに資源と土地を手に入れ、さらに対インド戦略拠点として

シットウェに港を築いて足場にした。

            

2011年には雲南省の昆明とミャンマー最大の都市ヤンゴンを

結ぶ高速鉄道の建設に着手する。

鉄道は途中で枝分かれしてシットウェの港にも通ずることになる。

 

中国は相手国の政体にも価値観にも拘らない。

自分の望むものをひたすら追求する。

そうして中国が第三世界に与えた最大のものが核兵器とミサイルである。

 

インドの著名な戦略研究家でジャーナリストのラジャ・モハン氏が指摘した。

 

「パキスタンの核も北朝鮮の核も元を辿ればすべて中国が与えたものです」

核とミサイルを持った北朝鮮が東アジアの問題国であるように、

核とミサイルを手にしたパキスタンは南アジアの問題国である。

しかも彼らの背後にはタリバン勢力が存在し、今後のアフガン情勢に

深い影を落としている。これらはすべて、

中国の核の拡散が生み出した結果である。中国こそ平和と秩序の破壊者なのだ。

 

そんな中国に包囲されようとしているインドだが、おしなべて冷静である。

国家安全保障担当の首相補佐官、メノン氏に中国の真珠の首飾り作戦について

問うと、こう答えた。

 

「港湾を築いたりすること自体はなんら脅威ではありません。

その使い方が問題なのです」

          

一方、モハン氏はパキスタンへの中国の核の提供について、

「複雑な問題について語り合う印中両国の政治的意思が大事だ」と語る。

 

インドの外交、安全保障政策形成に大きな影響力を持ち、

高く評価される官民の二氏の発言は、少なくとも表面的には、

驚く程中立的で冷静だ。だが情勢は容易ではない。

 

シンクタンク国家基本問題研究所副理事長で、長年外交政策を論じてきた

田久保忠衛氏が指摘する。

 

「いまタリバンらテロリストたちは、2011年夏にも始まる欧米軍撤退を

待っているでしょう。

米国が去ったあと、パキスタンが核やミサイルと一緒に、

勢力を盛り返したタリバンに絡めとられることが懸念されます。

インドに対して大変な脅威です。隣接するイランも同じです。

インドはイランと比較的よい関係ですから、協力するのか。

しかし、イランと緊密化すれば、イランの核を疑う米国はどう思うのか。

米軍撤退後の戦略図は全く見えてきません。その中で、中国だけは、

米軍が治安維持に汗をかいているアフガニスタンで、

いまも着々と銅の鉱山開発を進めています」

            

雄々しい国に

 

こうした中、インドでは、伝統的な非同盟外交を守りつつも、

二国間或いは、イラン、ロシア、米国、日本、韓国、豪州、

東南アジアまで視野に入れた多国間の戦略的関係を構築すべきだとの

意見が少なくない。

不安定な核保有国のパキスタン、展望の開けないアフガニスタンという

現実の危機を前にして、インドは世界を視野に入れた大戦略を考え、

生き残りの道を探る。

 

2010116日、オバマ大統領はインドを訪問し、4日間の長きにわたって

滞在した。

インド国会では、インドの国連安全保障理事会の常任理事国入りを

支持すると語った。米国とインドの共通点を強調し、中国との違いを

浮き彫りにした。

 

オバマ大統領もまた、十分に気づいたのだ。ユーラシア大陸、インド洋、

西太平洋問題の元凶が中国であることを。そのうえで戦略の立て直しを

図っているのである。南アジアのパワーバランスが再び変化し始めたのだ。

 

2011年以降の世界的問題にどう対処すべきか。メノン氏は日印間の

多角的二国間協力の必要性を強調した。決して言葉には出さないが、

中国を意識しているのは明らかだ。インドへのわが国の対処が問われており、

その対処は日本の生き残りにも決定的な意味を持つ。

         

経済交流や幅広い人間の交流は無論のこと、日印二国間の軍事交流を

同時進行で充実させていくことが当面の課題である。

 

しかし、誤解を恐れずに言えば、これとても枝葉の問題である。

日本がいまとことん考えるべきは、現行体制の下で、日本は国家として

機能するのかということだ。憲法9条で尖閣を守れるのかということでもある。

 

政治家も官僚も国民も、日本の国家運営に責任を感じ、いまこそ、

激しく変化する国際社会に刮目し、日本の在り方を考えなければならない。

 

中華帝国主義を掲げ、強烈な国家主権意識で押してくる中国に

どのようにまともにわたり合うかを考え、雄々しい国になることだ。

志をたて、未来世代のためにも大戦略を錬り始めるのだ。(週刊新潮)

杜父魚文庫

 

 

 

        

            20111月 25日 お日さまの冬眠と寒さ

   最近、南国、熊本も寒い日の連続だ。

   冬だから寒いのは当たり前なのだが、こんなに寒い日は私の記憶では

   小学校の時に有ったように思う。

   地球が温暖化しているなんて、信じられませんね!

   確かに二酸化炭素の量が増えているのはわかるが、それが原因で

地球が温暖化しているという学説は信じられない。

また二酸化炭素の量を2025年までに25%削減すると言う我が国の為政者の

言葉は学者のウワゴト見たいなもので、何を血迷ったか?

一人いい子になりたいのか?

一人で喜んでいるのです。

地球の気候変動には色々原因があり、二酸化炭素だけでは

説明が付かないのです。

地球がクリーンになる事はよろしい事ではあるが、

その為に自分の懐が寒くなる事はまっぴらです。

以下産経新聞掲載文を紹介します。

 

 

【寒蛙(かんがえる)と六鼠(むちゅう)】

論説委員・長辻象平

   ■お日さまの冬眠と寒さ

 

   200年前の1812年、モスクワに侵攻したナポレオン軍は、

いてつく冬の寒さで敗北した。

 

   「地球はあのころの寒さに向かうのではないか」。気候変動に関心を持つ

研究者の間で最近、そう考える人が少しずつ増えている。

 

   この冬の日本列島の冷え込みは厳しい。今年の元日は大雪で明けた。

かなりの地点で積雪の観測史上最高記録も報告されている。

 

   だが、冒頭の見通しは今冬の冷え込みからの発想ではない。

じつは太陽の活動が近年、かなりおかしいことに基づく予測である。

具体的には、黒点の数が少ないのだ。

 

   黒点数は太陽活動を反映し、多いときには太陽が活発だ。

それが少ない。それどころか前の周期では黒点がゼロの日数も増えていた。

この少なさは1900年ごろ以来の水準で、100年ぶりの落ち込みだ。

          

   太陽の黒点は11年の周期で増減の波を繰り返す。

直近の谷底は2008年12月。今は右肩上がりで増えていく時期に

あたっている。

しかし、伸びが悪い。黒点数の次回のピークは13年6月ごろだが、

その山は低くなりそうだ。

 

   国立天文台も今年の「理科年表」で、太陽黒点活動の低迷期入りについて

解説するほどの状況である。

 

   「以前にも太陽黒点の少ない『ダルトン極小期』がありましたが、

その再来の可能性を、かなりの確度で見積もる論文が出始めています」。

京大教授で宇宙総合学研究ユニット長の柴田一成さんは話す。

このダルトン極小期における歴史的事件が、ナポレオン軍の壊滅だったのだ。

 

   太陽の黒点数と気温の間には、密接な関係がある。

黒点が多い時期は温暖で、少ない時期は寒冷だ。

黒点の本格的な観測は1610年からガリレオによって始められている。

 

   1600年代の欧州は、非常に寒かった。ロンドンのテムズ川の

完全凍結もあった。

40年からの約70年間は、黒点がほとんど消失しており、

「マウンダー極小期」と呼ばれる。気候上はミニ氷河期だ。

日本でも江戸時代は寒かった。

         

   歴史上では、それより前の中世に温暖な時代のあったことが知られている。

この900〜1200年ごろには太陽の黒点数が多かった。

 

   観測記録がないのに、どうして黒点の多少が言えるのか。

 

   「屋久杉など古い樹木の年輪中に含まれている放射性同位元素の

炭素14の量を量ることで分かります」。東大宇宙線研究所特任助教の

宮原ひろ子さんの説明だ。

 

   炭素14は、宇宙線が地球の大気に衝突してできるのだが、

太陽活動が盛んだと太陽系の磁場が強くなり、地球への宇宙線が遮られる。

           

   そのため、太陽が活発で黒点が多いときの年輪中の炭素14は少なく、

不活発なときには多くなる。かくして、炭素14の測定で年ごとの黒点数が

推定できるのだ。宇宙線と雲と気温の因果関係が注目されている。

 

   地球温暖化は、産業革命以降の温室効果ガスの増加が原因とされている。

だが、それだけで中世や縄文時代の暖かさは説明できない。

 

   ちなみに、最近の70年間の太陽は8千年ぶりの高い活動レベルで

あったとする報告もドイツの研究者などによってなされている。

 

   太陽を表す「日」の字は「○」の中に「・」を置いた形に始まる。

 

   この点は、古代人が肉眼で見た黒点だそうだ。

太陽学者の柴田さんに教えてもらった。

 

     

         20111月24日 国民の怒りを理解できぬ、どん菅、とんちん菅

   少しは国民の望む政治をするかと思いきや、国民の気持ちと程遠い

政治を邁進し、相変わらずの体たらくの政治をしている民主党内閣は

国民の希望を打ち砕き、深い失望をもたらした。

そのことに気づかないのか、独りよがりなのか、国民の為になっていると

自画自賛して、いっこうに反省の気配がない。

ことば巧みに言い訳に終始し、左寄りの政治をしています。

閣僚の顔を見ていると、旧社会党からの出身者が多く、説明しなくても、

反自民、反米国、親中国の政治をしていることは一目瞭然なのです。

この様な政治がいつまで続くのか?

じっと我慢しなければならない毎日です。

せめてこのブログだけは言いたいことを自由に言わせて頂こうと思います。

 

【政論】国民の「怒り」を理解できぬ「どん菅」「とんちん菅」

 

    菅直人首相は、国民が政権の何に憤っているのかをまるで理解できていない。

13日の民主党大会で眉間にしわを寄せ、党所属議員に「自信を持とう」と

訴える首相の言葉と国民意識との乖離(かいり)を思い、

改めて寒々とした心境になった。

 

   首相のあいさつは国民感情に鈍感であり、その論理はとんちんかんだった。

             

    「この政権交代からの1カ月半、大きな意味で民主党が進めてきたことは

間違っていなかった」

 

   民主党政権の実績をこう総括したが、初っぱなから「1年半」を「1カ月半」と

言い間違えた。そもそも「大きな意味で」とぼかすところも自信なさげだ。

一事が万事、この調子で焦点が合っていない。

 

   菅政権が失速したのは、昨年9月の沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を

めぐる姑息(こそく)な「逃げ」の対応がきっかけだ。

ところが、首相は13日も非を認めずにこうごまかした。

           

   「尖閣の問題などで『リーダーシップがない』『ダメじゃないの』と

抽象的に批判を受けている」

 

   果たして批判は抽象的だったか。首相の外遊中を狙って那覇地検に

中国人船長の釈放を発表させ、それを通常の刑事手続きだと強弁して

恥じない政権の卑怯(ひきょう)さは隠しようがない。

 

   海上保安庁が予定していた衝突映像の公開にストップをかけ、

「ビデオを出したら国民は激高する」(民主党幹部)、

「あれを見たら国民感情が燃え上がってしまう」(政務三役)などと

国民を蔑視した姿勢が憤激を招いたのではないか。

            

   「われわれ主権者は政府に嘘をつかれ、信用されず、知る権利を

ないがしろにされている」

 

   多くの国民がそう直感したはずだ。インターネット普及で誰もが

情報を発信でき、かつ情報共有できる時代だというのに、

首相は情報操作と隠蔽(いんぺい)を試み、結局は映像流出事件で

恥の上塗りをした。

にもかかわらず首相は13日の党大会でも「子ども手当は歴史的に

画期的な政策だ」などとのんきに自賛を続けた。

さらに、野党が社会保障の財源論議などに積極的に参加しないならば

「歴史に対する反逆行為だ」とも断じた。首相は歴史をつかさどる神なのか。

           

   有権者の怒りについて民主党の森裕子参院議員は「選挙区でそれぞれの議員が、

民主党への憎しみのようなものを投げつけられている」と語った。

もはや「憤り」を通り越し、「憎しみ」なのである。

 

   首相が「発信」のため5日に出演したテレビ朝日の報道ステーションの

平均視聴率6・9%は、前4週平均の14・7%の半分以下。

前後の番組の平均視聴率はそれぞれ10・0%と11・2%を記録しており、

首相が画面に映った瞬間にチャンネルを変えた視聴者が多数いたことが

推察される。無関心ではなく、嫌悪感がそうさせたのではないか。

 

   党大会での亀井静香・国民新党代表のあいさつは的確だった。

 

   「今の民主党はみっともない! みっともない! こう言わざるを

得ないじゃありませんか」

 

   14日には皇居で「歌会始の儀」が行われるにもかかわらず、

首相は内閣改造に固執した。高齢の天皇陛下のご負担よりも自らの

政局的思惑を優先させたわけだ。実にみっともない。

           

   「解散で信を得たとき本物の内閣になる。仮免許が本免許になる」

 

   首相は平成20年10月、こう述べて当時の麻生太郎首相に

早期の衆院解散を迫った。この論理に従えば、菅首相はまだ

「仮免許」のままだということになる。

小手先の内閣改造などに逃げず、堂々と信を問うてはいかがか。

(阿比留瑠比)

 

 

 

       

           20111月 21日 北朝鮮シンパの政治家

   北朝鮮や韓国と仲よくしたいと言う政治家は総じて

反日政治家が多いのです。

   日本の国益を考えてからの近隣友好なら立派な事だが、

政治献金をたんまり朝鮮系の企業からもらうために反日に走っている

売国政治家が殆んどなのです。

   彼等は主にパチンコ業界からの献金を当てにしている模様で、

両親のどちらかが朝鮮系が多いですね。

   だから親しみを感じて隣国に甘くなるのでしょう。

   外国人参政権や夫婦別姓等に異常に固執し、

法案成立のために血眼になっています。

   おかしいと思いません?

以下ブログからの引用です。

 

 

http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-672.html

韓国事務所から新年の挨拶を兼ねたメールが入りました。

ソウルは30年ぶりの寒さで零下9度,漢江も凍ったそうです。

 

年末のテレビニュースを見ていますと海外旅行の1番は韓国です。

近くて安いということもありますが、北朝鮮砲撃で韓国は緊張状態

の中、なぜ韓国旅行なのか理解に苦しみます。

 

この人達は南北が戦争状態になっても日本の自衛隊機は助けにいけ

ない事が分かっているのでしょうか、

 

北朝鮮からソウルまでの距離はわずか50キロしかありません。北朝鮮

が地下に埋めたり、崖をくりぬいて設置した約1万門の大砲が数時間

以内に間違いなくソウルを廃墟にしてしまいます。

 

ソウルの防空壕は地下鉄を中心に市内の地下道が張りめぐらされ、街の

地下全体が防空壕となっており、ソウル市民の避難訓練まで日本の

テレビが報じていました。

 

それでも韓国の旅を楽しめるとはまさに平和ボケそのものです。

平和ボケは日本人だけではなく韓国人も平和ボケしています。ソウル

市民の約80%強が戦争にならないと断言しています。

           

その根拠を聞いたわけではありませんが、戦争になれば北朝鮮はアメ

リカによって消滅されてしまう。金正日はそのような自殺行為はしない

というのが根拠のような気がします。

 

ここで北朝鮮側に立って情報を分析してみます。北朝鮮が一番恐れて

いるのはアメリカではありません。中国です。

 

中国も実は北朝鮮を恐れています。相互の不信感はアメリカや日本が

考えている以上に悪化しています。

 

北朝鮮の核爆弾は太平洋の彼方のアメリカには無力な兵器でも中国に

とっては、現実に恐ろしい脅威なのです。

 

もちろん中国には北朝鮮の核など圧倒する核戦力もミサイルもある。

しかし北朝鮮は失うものが何も無いのに、中国には失うものがあり過ぎ

る。金正日と争って中国には何の得もない。

 

中国の狙いは北朝鮮をチベットやウイグルのように自治区にすること

です。その為に一部の北朝鮮人民軍を暴発させて治安維持を口実に

中国人民軍を平壌に入り北を占領することです。

           

ところが情報収集に携わっていた数多くのスパイが金正日によって摘発

され、銃殺されています。結果北朝鮮の情報収集も 軍を暴発させる

ことも出来なかった。

 

今回のヨンピョン島砲撃も中国を脅すことが目的です。なぜなら韓国と

全面戦争になれば当然アメリカの攻撃を受け結果として北朝鮮全土に

星条旗がなびくことになります。

 

中国が絶対に避けねばならない事態なのです。中国は北を自治区にする

ことによって北の豊富な地下資源を独り占めすることが真の目的なの

です。最近アメリカも中国の狙いは100も承知です。

 

北はウラン濃縮設備を米専門家に見せたことも,ヨンピョン島への砲撃

も全て中国を意識して行動しています。

 

中国は北を崩壊させることは簡単です。原油の供給をストップすれば

北の経済活動はもちろんのこと軍の戦力も極めて短期間に崩壊、消滅

させることが出来ます。

 

しかしそれをやれば北から核ミサイルが北京に向けて飛んできます。

金正日は生き残りを賭けて、必死で大国中国に刃向かっています。

北朝鮮の紛争はアメリカでも韓国でもありません.中朝間の抗争なの

です。

           

 

21世紀 北朝鮮が「テロ国家」の顔をあからさまに見せたことによって、

日本国内における北朝鮮の支援勢力はすべての分野において急速に衰退

する運命を迎えることになった。

 

日本には北朝鮮に買収されている一群の政治家が存在します。左翼陣営

に属する人たちだけではない、むしろ自民党の中にも北と深い関係を

持っている有力な政治家グループが存在しています。それが超党派で

結成された「日朝友好議員連盟」です。(すでにウイキペディアから

政治家たちの名前が消されています)

 

現在民主党内で朝鮮学校無償化で蠢いている議員たちは、間違いなく

北朝鮮に買収されています。

 

しかし幸いなことに目覚めた日本国民の多くは北に篭絡された政治家

に対する監視活動が厳しくなっています。

 

北朝鮮という国家が日本国民を拉致し、生き地獄に落としこむという

行為に間接的にこれらの政治家は加担したことになります。

 

拉致というテロを遂行するために必要な準備活動に朝鮮総連の多くの

メンバーが関与していたことも現在では常識として認識されています。

 

その朝鮮総連から資金と票を貰っていた売国政治家たちを我々日本人

は決して忘れてはいけません。

      

          2011120日 日本人はとても素敵だった

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-992.html

本当の日本を知っている方が外国人の中にいるなんて嬉しいではありませんか!

反日左翼に汚染された今日の日本の本当の姿が情けないのだが、

団塊の世代と言われる、私達は反日思想教育を日教組に牛耳られた

先生方から受けた結果、根なし草の日本人が出来上がってしまったのです。

嬉しい事には今の学生や生徒にはその様な先生からの教育を受けていないので、

純真な心を持った愛国心旺盛な子供たちが育ってきています。

彼らが大人になる頃の10年後が楽しみです。

彼等はオリンピックや野球サッカーの試合で日本が健闘すると

素直に日の丸旗を振って喜び、日本頑張れコールを繰り返します。

これが本当の愛国心ですね。

自国の旗を大事にする心が、愛国心につながります。

それが国の将来に対し明るい未来を彷彿させてくれるのです。

いまは何が何でも反日思想が渦巻く民主党政権から保守政党へ

政権転換して次の世代へ引き継ぐのが私達の義務と思います。

私もよりよい日本の為にこの毒言を続けていきたいと思います。

以下うれしいプログから引用しました。

 

 

楊素秋 (ヨウソシュウ)さんという方がいます。

日本名は、弘山喜美子さんです。

 

昭和7(1932)年のお生まれの方です。

出身は、日本統治下の台湾、台南市です。

台南師範学校附属国民小学校、長栄女学校(中学、高校)を卒業しています。

 

彼女は、日本をこよなく愛した父の影響で、日本人と自覚して育ちました。

今も、思考する時も、寝言も日本語だそうです。

 

「日本と台湾の架け橋の釘1本となりたい」と、貿易や、通訳、

日本語教師など、多方面で活躍され、金美齢さんや、

西村幸祐さんとも親しい方です。

 

この方が書かれた本に、「日本人はとても素敵だった」

(桜の花出版)という本があります。

 

自分たちは日本人だと信じていた“台湾人”の楊さんが、

「生活者」としての目で大日本帝国を語っている本です。

 

           

昔の人は、本というのは、またいではいけない、と言いました。

それほど、本というのは、貴重な情報の宝庫だった。

 

ボクは、GHQの焚書令で焼かれた本を収集している人のところへ行ったことがあります。

書斎を見せていただきました。

そこには、小さな書店さん一件分くらいの本が、ぎっしりと置かれていました。

 

そのとき感じたのは、その本の山から発せられるオーラのようなものです。

圧倒的な存在感と重厚感を感じました。

 

(なぜそのように感じるのだろう)

 

そう思ったボクは、何冊かの本を手に取ってみました。

で、納得しました。

 

そこに置かれたすべての本が、筆者の実体験に基づく貴重な

第一次資料だったのです。

 

軽い創作や、空想ではありません。汗と油にまみれて、

実際に自分の足で調査し、体験した事実と信念が、そこに書かれている。

 

これに対し、最近の学者さんの本は、ちっとも面白くない。

引用ばかりです。

            

「私の意見は、なんとかいう学者の書いたどの本の何ページに書いてある。」

 

そんなのばっかりです。

だったら、そのモトになる本を読んだ方が、はるかにてっとり早い。

それで学者のアンタは、結局何が言いたいの? 

と思わず突っ込みを入れてみたくなります。

 

ということで、ボクは学者でもなんでもなく、この本の、いち読者です。

 

そしてこの本の内容の一部が、桜の花出版さんのHPで、

紹介されていますので、今回は、これを引用してみたいと思います。

 

この本の45ページには、楊さん自身の体験として、次の一文があります。

日本統治時代の台湾の様子です。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ひと言で言うと、日本時代は、私にとってパラダイスでした。

良いことだらけで何から話してよいか分からない、

と言って信じてもらえるでしょうか。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            

特ア三国から、彼らのいう「日帝の侵略行為、植民地支配」について、

日本は、繰り返し謝罪を求められ、性根の座らない菅総理は、

ついに謝罪談話まで発表しました。

 

今年の「靖国神社」へは、閣僚は誰一人参拝していない。

 

そして多くの日本人は、テレビなどのマスコミに先導され、

昔の日本は、支那、朝鮮から一方的に侵略、搾取したと思いこまされています。

 

しかし、実際に日本が統治していた頃の様子というのは、

どのようなものだったのか。

 

楊さんの文章は、戦前の師範学校の生徒さんだけあって、とても読みやすく、

流れるような文章です。

 

すこし長いですが、楊さんの著書「日本人はとても素敵だった」から

引用してみたいと思います。

         

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【はじめに】

 

世界で最も美しく素晴らしい日本に住んでいる皆様は、

自分がこの国に生まれ、この国に住んでいる幸せと喜びを先祖に感謝し、

無形の神様に畏敬の念を表すことはないでしょうか。

 

おびただしい星が存在する宇宙の中で、たった一つだけ生物が″生″を

営んでいる地球に、私たちは人類の一分子として、多くの異なる国と

皮膚の色の違った人種と共存し、生命を継承してきました。

 

そして、凡そその人間と称する者は、自分が生を受けて

生まれ育ったその土地を母国と認識し、己が母国を愛し、

土地を愛し、母なる国、土地を守ろうとする天性を備えています。

 

特に皆様は、世界七大強国の一つである、日本国に生まれ育った

日本人ですが、日本人に生まれてきた喜びと誇りを持ち、

生まれ育った土地、母なる国に感謝したことがあるでしょうか。

 

人間と称する動物は、往々にして大変我が侭且つ贅沢な者です。

最高の幸せの中に置かれても満足を知らずに、日々の生活の中に

せっせと不満の元を拾い集め、塊にして他人に投げ付ける者も多いようです。

           

全ては国が悪い、他人が悪い、自分がこうなったのは他の人が悪いのだ…、

というような″福の内にありて福知らず″の人間に、では君は悪いと

決めつけた相手よりどれぐらい素晴らしい?と尋ねたら、

どう返事をするのか興味深いものです。

 

しかしこんな人間が、私たち台湾に生まれ住んだ人間のように、

ある日ある時、今日から日本人でないと言われたら、まごつかないでしょうか。

 

国籍を失った人間となり、見知らぬ所から侵入してきた外来政府に、

君たちは中国人になったんだと言われたら、今まで不平不満の塊で

文句ばかり並べてきた社会の反逆児は、先ずどう考えるでしょうか?

        

国籍を無くした人間の惨めさを知らない人たちは、「わぁ、万歳だ」と

手を叩いて喜ぶでしょうか?

 

昭和二十年の八月十五日、日本が第二次世界大戦、

つまり大東亜戦争に敗れた年、私たちが住んでいる台湾は、

今まで祖国と言ってきた日本国から切り離され、選択の余地無しに

中国人にさせられてしまいました。

 

君たちの祖国はこっちだよと言葉に蜜つけて侵入してきた

外来政府は、実に天使の面を被った悪魔でした。

           

国籍を失った台湾人は、それから中国人となり、そして中国籍に

なったその時から、悲惨を極める奈落の底に落とされ、

イバラの道に追い込まれてしまいました。

 

外来政府は、謀反を起こしたという烙印を押し、四十年もの

長い年月にわたり″戒厳令″という名目で殺戮を繰り返したのです。

 

台湾全土の人民を震撼させたあの忌まわしい二・二八事件で

殺された人の数は、当時の政府の圧力により報道されていません。

 

学生、若者、医者、学識ある者、特に財産を有する者など、

死者は三万人にも上ると言われていますが、確実な数字は今でも

分からないそうです。

                         

因みに当時の台湾の人口は、六百万人でした。

 

戦争で死んだというなら、国のため、国民のため、とある程度納得が

できましょう。

 

しかし、口では「我が同胞」と呼びかけ、国の柱として未来を担う

有能な若者、学生に、謀反の罪を着せ銃で撃ち殺してしまうとは、

あまりにも惨いことです。

 

六百万人の台湾人は、国籍の無きが故に父親、兄弟、夫、親友を

殺されてしまいました。

           

殺された肉親を目にしても涙を流すことすら許されなかったのです。

 

今の日本の若者は、他国から統治されたことがなく、裕福で平和な国土で、

幸せという座布団にあぐらをかいて過ごしてきたため、

これが当たり前だと思っているのではないでしょうか。

 

でも、幸せは大切にしなければいけません。

 

なぜなら幸せは、国が立派であって初めて得ることが出来るものだからです。

国が立派でも、国民の一人一人が立派でなければ、いずれ国は

滅びてしまいます。

 

ですから、若い人たちに呼びかけたいのです。

 

日本の若者よ、背筋をシャンとしてお立ちなさい。

そして自信と誇りをもって前に進みなさい!

             

私は日本を心の故郷と思っています。

そして台湾を愛するのと同じように、心から、祖国・日本に栄えあれと

念じています。

 

一世紀の四分の三に手が届こうとしているおばあちゃんの私は、

人生行路の最終駅にたどり着く前に、日本の若者が強く大きく大地に立ち、

自信一杯、誇り一杯で、お国をリードし、世界の平和を守る姿を

見たいと願っております。

 

私はいつも心の中で叫んでいます。

 

私を生み育てた二つの母国よ、共に栄えあれ!        

蓬莱島にて 楊 素秋

 

 

 

    

         20111月 19日 小沢一郎の闇の正体

http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-665.html

小沢氏ほど権力に執念を燃やしている政治家はいない。

 政治的信条など、その為には簡単に変えるし、

金には糸目を付けない方らしい。

金の力で子分を引き付けるし、それが力だと思っているらしいのです。

誰もが金権政治家だと揶揄する事も分かりますね。

それでも粘り強く生きながらえているのだから、驚く事です。

その様な小沢氏を今回は取り上げてみました。

以下プログからの引用です。

各局のテレビのワイドショウがどうでもいい小沢氏の国会招致を

取り上げています。14日の産経新聞も一面トップの扱いです。

日本国のために、もういい加減にこの売国政治家を切除しましょう。

 

この男は日本国のがん細胞です。この男が力を持ち始めてから20

日本国の混迷ぶりは目をおうばかりです。

 

日本はよく失われた20年と言われますが、小沢が政治権力で日本国を

弱体化させた20年と不思議に一致します。

 

この男の悪業ぶりが数多く露呈されているにも関わらず、一向に排除

されないことに苛立ちを覚えます。

 

この男がこの20年してきたことを精査すればするほど悪質ながん細胞

であることがはっきりします。

 

我々一般人は1993年に小沢氏の著書「日本改造計画」を見て彼を

保守本流の政治家だと勘違いしてしまった。

 

この勘違いが払拭されないままこの男の20年のおかしな行動を眺めた

とき、多くの知識人の理解を狂わしてきたのではないかと思います。

       

この男が2003年民主党と合流して、旧社会党の横路孝弘と手を組み

横路氏のパイプで旧社会党出身の議員グループと労組出身のグループ

の取り込みをはかり、総選挙で共産党と裏で手を結んだ姿を見て、

「これは『世を忍ぶ仮の姿』いずれ権力を手中にすれば保守路線に

戻って来る」とある評論家は言い。

 

又ある評論家は「彼を保守系議員と思っていたが実はリベラル思考の

人で、加藤紘一、河野洋平、宮沢喜一、岡田克也らと同一線上の人

だった」と言い

 

又ある人は「小沢は特に思想・信条などなく、政局とそれに付随する

権力とカネにしか興味がない」という人も様々です。

 

しかし今までの小沢の二枚舌の言論や行動は明らかに日本国を壊滅さ

せる方向に持って行こうとしています。小沢は本当に日本人だろうか?

彼の言動から日本への蔑視、嫌悪感のようなものが感じるのは私の思い

過ごしだろうか!

 

かって日米の経済摩擦で内需拡大に10年間で430兆円の予算を組み

込んだ張本人が自民党時代の小沢幹事長で、この結果これ以降国債乱発

につながり日本を大借金国にさせてしまった。

      

小沢は、とりあえず米国の圧力(対日年次調書)でしかたがなかったと

いう言い訳で「親米」を装って数多くの政策を実行して日本の経済を

弱体化させていった張本人です。

 

結果そうなったのではなく、日本を壊滅させるために意識的に行動した

のではないかと思っています。

 

何故そのように思ったかといいますとここ3年彼は突然「親米」の隠れ

蓑を脱ぎ捨てて「親中反米」に転じ、日米間の国際協力や協定の

ほとんどに反対して日米安保を壊しにかかりました。

 

そして昨年暮れに140余名を含む600人の大代表団を伴って中国を

訪問、胡錦濤に臣下の礼を取りました。そこで小沢は自身を中国人民

解放軍の野戦軍総司令官に例えて、「日本を解放する」と述べた。

 

明らかに日本国を中国に差し出したのです。彼は本当に

日本人でしょうか?

 

以前週刊誌で朝銀(在日朝鮮人のために設立された信用組合)と小沢

との深い闇の関係を知った時、彼が永住外国人の参政権問題へ執着する

理由が分かり、それ以降彼が日本人であることを完全に疑っています。

      

小沢一郎は政党助成金を含め35億ものカネを生む錬金術で私服を肥や

した事について週刊文春に詳しく載っていました。もしこの記事が

虚偽なら彼は週刊文春を訴えたはずですが、その形跡もありません。

つまり政党助成金の盲点を突いていたのです。

 

彼は常に法の網をかい潜り、手に入れたカネで子分を手懐けるだけで

なしに、テレビに煩雑に出ているコメンテーターや評論家までカネで

篭絡していたのです。つまり小沢が主催している講演会に破格の講演料

で評論家を呼び、小沢の応援団にしていったのです。

 

吸血鬼に血を吸われた者は、気持ちでは嫌悪するがそれを止めることが

できない。小沢系の議員だけでなしに検察上層部まで圧力をかけ

「強制捜査は不可避」と小沢に届かないまま収束が図られてしまった。

 

小沢の言葉と実態、理念と行動が絶望的に乖離している、まさに悪魔の

政治家です。

 

小沢の行動を見ていると中国と「悪魔の密約」を交わしたとしか考えられ

ない、我々はこのことを深く認識して、もう一度、健全な自由主義陣営が

多数を取れる状況をつくるしかないのです。

 

 

 

 

 

       

           2011118日 外国人参政権の危険性

    外国人へ参政権を付与しようとする人たちは、日本の国家に対して

責任感が薄い人たちではないだろうか?

休日に日の丸を揚げたり、靖国神社へ参拝する人たちには

こういうことを言う人はいない。

共通する考え方は地球市民を標榜する国境廃止論者たちです。

理想は理想として現実は隣国から領土をかすめ取られようとしているのに、

危機感はまるでないのです。

お人好しと言うのか、共産主義者の片棒を担いでいるのか、

有史以来外国に侵略された歴史はない国なのに先の大戦で敗戦してから、

米国の思う様な国になり果ててしまいました。

米国の占領政策は、戦後100年間は日本を一流国にしない目的があったからです。

しかしもう60年が経過し、もうそろそろ日本人の誇りと世界に

貢献できるリーダーとなるべき準備をすべき時期に来ていると思います。

その意味からして、外国人への参政権付与などもってのほかなのです。

良く考えてもらいたいと思います。

まずは日本の歴史を勉強しましょう。

 

【日本の面影】ノンフィクション作家・工藤美代子 外国人参政権の危険性

          

このニュースのトピックス:外国人参政権

   日本は海に囲まれた島国だ。だから外国からの侵入は難しい。

ヨーロッパ諸国のように容易に他国の侵略を受けなかった歴史には、

そうした地理的条件があったからだと中学生のときの授業で教わった。

たしかに江戸時代の繁栄は海に守られてのことだった。

 

   その海が今、いささか危なくなっている。

このままでは国が壊れる危険がある。

 

   いや、実は危機は江戸中期から幕末にもあった。

オホーツク海から北太平洋にかけてを、ロシアが、

南太平洋にはイギリスやアメリカが開港を口実に侵略を狙っていた。

 

   当時すでに林子平という国防の先覚者が『三国通覧図説』や

『海国兵談』などの著書で警鐘を鳴らしていた。

しかし、幕府はなかなか彼の意見をいれなかった。

 

   このころ、イギリス人のジェームス・クックはオーストラリア、

ニュージーランドに進出し、日本もその視野に入っていた。

ロシアも南下を着々と始めつつあった。

          

   紆余(うよ)曲折を経て、子平の実践的な調査報告は認められ、

いったんは危機を回避したが、やがてはペリー提督率いる黒船が

日本を開国の機に追い込んだのは周知の通りである。

 

   それから150年の月日が流れ、今ふたたび日本の海の領有権は

危険にさらされているのではないだろうか。

 

   先般、鳩山由紀夫前首相が辞任直前に全国知事会議で、こう語った。

 

   「(尖閣諸島)帰属問題に関しては日本と中国との当事者会議でしっかり

議論して、結論を見いだしてもらいたい」とまるで

日本固有の領土であることを知らないような口ぶりだ。

さらに石原慎太郎都知事が「(尖閣諸島で)日中衝突したら

日米安保は発動されるのか」と問いただすと、

「米国に確かめる必要がある」としか答えられない。

要するに日本のトップとしての責任感は皆無だった。

わが国の海域を死守する心意気がなくして、国土が守れないのは

いうまでもない。

 

   中国籍の軍艦が領海侵犯をしても、大きな声をあげようとしない

民主党政権である。

北朝鮮魚雷で多数の犠牲者を出した韓国の哨戒艦撃沈事件が、

自国の海でも起こりかねないのだという認識を、

どこまで持っているのだろうか。実際にミサイルが何発か

飛んでこなければ、永久に目が覚めそうにもない。

          

   「日本列島は日本人だけの所有物じゃないんですからね」と

過去に何度も発言してきた前首相の方針がそっくり引き継がれている

菅内閣のもくろみは、「外国人地方参政権」の早期の立法化に

あると思われる。

 

   かつての民主党の同法推進派議員による勉強会には

重要閣僚たる岡田克也、小沢鋭仁、川端達夫、仙谷由人、

千葉景子各氏らが積極的に参加していた。

 

   もしも外国人の地方参政権を認めてしまえば、尖閣諸島に限らず、

対馬や竹島など日本を取り巻く全域が、きわめて危険な

環境にさらされる。

 

   国家の存亡にかかわる法案である以上、永住外国人の

地方参政権については参院選の争点として国民にぜひ問うて欲しい。

同時に参政権授与の結果がもたらす事態を見据える

想像力も国民に求められている。(くどう みよこ)

 

    

         2011117日 もがく韓国経済

http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-666.html

   韓国経済は本当に強くなったのか?

   最近自信を付けた事はわかるが、日本に対して強気の韓国が

ちらちら垣間見えるが、いつもの「ハッタリ」の様な気がする。

隣国が経済的に豊かになる事は良い事だが、

国民の威張りに通じるようになる事は良い事ではない。

少しこの事で調べていると、良いブログが見つかりましたので

紹介します。

以下その内容です。

 

 

最近の経済評論家たちは、韓国経済を褒め讃えています。

特にサムスン電子を例にあげて「日本の大手電機メーカーが

束になっても勝てない、サムスンの薄型テレビの世界シェアは

1位、2位のLG電子と合わせると韓国企業は40%近いシェアがあり、

デザイン的、機能的、価格に於いても日本は太刀打ち出来ない」と

力説していました。

 

日本の経済評論家たちは本当に勉強をしていません。

呆れるばかりです。

確かにサムスン電子は世界最大のIT企業に間違いありません。

薄型テレビ、液晶パネル、半導体、デジカメ、その他の21の製品分野で

世界シェア1位です。

            

しかし工場で使っている機械は全部日本製なのです。

しかも液晶液やガラス板などハイテク素材・部品も

ほとんど日本製です。

 

生産ラインに並んでいる機械もキャノンや日本工学と

全て日本製です。

サムスンに次ぐ大企業であるLG電子も同じ構図です。

 

彼らは日本メーカーの機械や部品を使わなければ生産すら出来ません。

自動車、その他も同じようなものです。つまり韓国企業は単なる

アセンブリー工場にすぎないのです。

 

ということは韓国大手企業が世界で売れば売るほど日本からの輸入が

増えます。

日本は寝ていても韓国企業が日本に富をもたらしてくれます。

 

その証拠に韓国は1949の建国以来、対日貿易に対して常に巨額の大赤字

が続いています。

           

 

去年5月に韓国会社の社長の娘が結婚した相手がLG電子のエリート社員で

した。

父親がLGの重役で彼は今年の4月から「MBA 」取得を目指して夫婦

でアメリカ留学しています。

 

300万近い学費から滞在費用まで全て会社から出ます。

MBAを取得すれば一躍会社の幹部候補生になり給料も円に

換算すれば年収が約1200万円くらいになります。

 

結婚した社長の娘が当社の韓国事務所で働いていた関係で、婚約時代に

一度娘の親と私と5人で食事をしたことがあります。

 

その時の彼の敵意に満ちた目を忘れることが出来ません。何故日本人

がそこに居るのか、何の関係があるのか、という目で食事中私を威嚇

して居ました。

 

彼はLGエレクトロニクスが偉大な会社であることを力説していました。

韓国財閥の1位はサムソン、2位は現代自動車、3位はLGだそうです。

            

彼の親はLG総帥の親族だそうです。彼はハッキリとLGグループは

サムソンを抜くと宣言していました。何故なら利益率ですでにサムソン

を抜き、98年のアジア通貨危機の時もビクトモしなかった唯一の韓国

企業だそうです。

 

そして今やソニーもパナソニックも目じゃないとも言っていました。

 

私はまるでLGの社長と食事している気分でした。彼はまだ28歳の

若造です。

 

私は一切反論せずに静かに聞いていました。彼の流暢な英語力と自信に

満ちた態度を見れば人間性は別にして優秀な人材であることはよく分か

ります。

 

翌日事務所で韓国社長に「最近の日本ではめったにお目にかかれない

自信に満ち溢れた強気な青年ですな!」

 

韓国社長は苦笑いしながら、「韓国人の悪い癖です。少し控えめに

すればいいものを、大口を叩くだけでマナーがなっていない」と

言いながらも嬉しそうな顔をしていました。

            

話がまたアサッテに飛びました。韓国企業の実態の話に戻します。

 

さて現在の韓国の有名企業は98年の通貨危機の時、米国投資家に篭絡

されてしまい、現在では純粋な韓国企業とは言いがたい。サムスンの

株式は49%以上を外国人が保有、現代自動車も40%、韓国金融

グループも外人持株比率が60%、LG電子も総資産45兆ウオンの内

自己資本は17兆ウオンです。

 

つまり韓国の大手企業は自社技術があまりにも貧弱なため、部品や

工作機械を日本から買って日本に儲けさせ、最終利益は米国に吸収、

米国の株主のために奉仕しているようなものです。

 

韓国企業は鵜匠の鵜のようなものです。鵜の喉には紐が巻かれており、

ある大きさ以上のアユは完全に飲み込むことができなくなっており、

鵜匠はそれを吐き出させて漁獲とする。

 

つまり鵜匠はアメリカ投資ファンドであり、漁のために必要な道具で

ある小舟や舳先で焚いているかがり火は日本製、そして働かされて

いる鵜が韓国企業ということになります。

            

韓国大手製造業の資本は外資系ファンド、技術は日本に握られ、

その上製造拠点が海外、これで韓国企業と呼んでいいのですか?

 

このような韓国経済を日本の経済評論家たちが賛美していますが

一体なにを根拠にして誉めそやしているのか全く分かりません。

 

韓国政府は常に海外に対して大口を叩いていますが内情は常に火の車

です。いま一息ついているのはウオン安のせいです。

 

2007年韓国は再度通貨危機が迫って、人、金、工場が逃げ出し、

危機的状況に陥りました。しかしこの時点でアメリカは東アジア

の安全保障上韓国をデフォルトさせるわけにはいかなかった。

この時もドルと円が韓国を助けました。

 

もちろん投資しているアメリカファンドも韓国が破綻すれば被害が

大きすぎます。このような状況は今も続いています。

 

しかし国が破綻しても韓国大手企業は海外で悠々と生きていけます。

韓国企業は完全な根無し草です。

 

韓国は一生懸命努力してやっと日本に追いついたと思っても、日本の

背中が見えた瞬間にあっという間に見えなくなります。その繰り返し

なのです。

 

        

           2011115 日 中国恐怖症が日本の元気を奪う

【正論】 評論家・西尾幹二 中国恐怖症が日本の元気を奪う

 

    これからの日本は中国を抜きにしては考えられず、

特に経済的にそうだと、マスコミは尖閣・中国漁船衝突後も言い続けている。

果たしてそうだろうか?

 

マスコミの言うことは疑ってかかった方がいい。

マスコミの人間は反日思想で覆われていて、知識人と

称する方にその傾向が強い。

経済界でも京セラの稲盛会長の母方が韓国系で民主党を

支持しているのだから、

稲森氏が反日思想の持ち主とは言わぬが、韓国寄りの姿勢から

民主党の相談役をしているようです。

 

また芸能界は韓国系、中国系一色で、年末の紅白歌合戦に出るような

有名な歌手は大方韓国系が多いのです。

マスコミでは採用枠が在日朝鮮枠とやらがある様で、

深く浸透しているのです。

在日朝鮮人だとしても国籍を取得している方もおれば特別ビザで、

長期居住している方もいるのだが、日本の国に溶け込んで、

日本の風俗習慣を重んじ、大切にしている方も多いと思うが、

その中に北朝鮮や韓国のスパイもどきの行動をしている者も多くいて、

日本国のためにならない者も多いと聞くのです。

 

日本に居住している外国人または帰化人は終の棲家として

日本の社会に溶け込んで、日本を富ませる為に頑張って頂きたいものです。

アメリカではイギリス系、アイルランド系、ドイツ系、アラブ系と

色々あるが最終的にはアメリカ人で国家に忠誠を誓い、

国旗を尊重し、アメリカの軍隊へ率先して参加し国家のために

死ぬこともいとわない。

 

    出身が何処であれ、日本の国家のために忠誠を誓い、

日本のために死ねるほどの愛国心がなければ、日本人とは言われないことを

肝に銘じておかなければならない。

日本人はいざ戦争の時は徴兵に応じ、国のために死ぬ事は

義務付けられているのだから、同じ事が出来る様な思想が

なければならないでしょう。

 

さて近くて遠い国中国は、未来も近くて遠い国のままだある事は

分かっているが、

ならず者国家とレッテルを貼られている国だから、

その国とどう付き合うかは気になるところである。

以下中国問題を取り上げます。

 

    ◆対中輸出入はGDPの2%台

 

    経済評論家の三橋貴明氏から2009年度の次の数字を教えてもらった。

中国と香港への日本からの輸出額は1415億ドルで、

日本の国内総生産(GDP)約5兆ドルの2・8%にすぎない。

日本の輸入額は1236億ドルで、2・4%ほどである。

微々たるものではないか。

仮に輸出が全部止まってもGDPが2%減る程度だ。

高度技術の部品や資本財が日本から行かなくなると、

困るのは中国側である。

これからの日本は中国抜きでもさして困らないではないか。

           

   それなのに、なぜか日本のマスコミは中国の影におびえている。

俺(おれ)たちに逆らうと大変だぞ、と独裁国家から催眠術に

かけられている。

中国を恐れる心理が日本から元気を奪っている。

日本のGDPが世界3位に転落すると分かってにわかに自らを

経済大国と言うのを止め、日本が元気でなくなったしるしの

一つとなっている。

 

   だが、これはバカげている。日本の10倍の人口の国が日本と

競り合っていることは圧倒的日本優位の証明だからだけではない。

今の中国人は人も住まない空マンションをどんどん造り、

人の通らない砂漠にどんどん道路を造り、犯罪が多いから

多分刑務所もどんどん造り、GDPを増大させている。

GDPとはそんなものである。

            

   ◆経済大国3位転落気にするな

 

   日本のGDPが下がりだしたのは、橋本龍太郎政権より後、

公共投資を毎年2、3兆円ずつ減らし続け、14年経過したことが

主たる原因である。効果的な支出を再び増やせば、

GDPはたちまち元に戻る。

子供手当を止め、その分をいま真に必要な国土開発、港湾の深耕化、

外環道路の建設、橋梁(きょうりょう)や坑道の補修、

ハブ空港の整備(羽田・成田間の超特急)、農業企業化の大型展開など、

再生産につながる事業をやれば、GDPで再び世界2位に立ち返るだろう。

 

   わが国は国力を落としているといわれるが、そんなことはない。

中国に比べ、国民の活力にかげりが見えているのでもない。

拡大を必要とするときに、縮小に向けて旗を振る指導者の方針が間違っていて、

国民が理由のない敗北心理に陥っているのである。

           

   しかし、いくらそう言っても、中国を恐れる心理が消えないのはなぜなのか。

中国は5千年の歴史を持つアジア文明の中心的大国であり、

日本はそこから文化の原理を受け入れてきた「周辺文明圏」に属し、

背伸びしても及ばない、という無知な宿命論が日本人から

元気を奪っているからだ。

ある政府要人は日本はもともと「属国」であったと口走る始末である。

日本がかつて優位だったのはわずかに経済だけである。

それがいま優位性を失うなら、もはや何から何まで勝ち目はない。

この思い込みが、中国をただ漫然と恐れる強迫観念の根っこにある。

 

   しかし、これは歴史認識の完全な間違いである。

正しい歴史は次のように考えるべきである。

           

   ◆古代中国幕閉じ、日欧が勃興

 

   古代中国は確かに、古代ローマに匹敵し、周辺諸国に文字、法観念、

高度宗教を与えた。

だが、古代両文明はそこでいったん幕を閉じ、

日本と新羅、ゲルマン語族が勃興(ぼっこう)する地球の

文明史の第二幕が開いたと考えるべきである。

漢、唐帝国とローマ帝国は没落し周辺に記憶と残像を与え続けたが、

もはや二度と普遍文明の溌剌(はつらつ)たる輝きを取り戻すことはなかった。

 

   ことに、東アジアではモンゴルが登場し、世界史的規模の帝国を築き、

中国は人種的に混交し、社会構造を変質させた。

東洋史の碩学(せきがく)、岡田英弘氏によると、

漢民族を中心とした中国民族史というものの存在は疑わしく、

治乱興亡の転変の中で「漢人」の正体などは幻と化している。

          

   現代のギリシャ国家が壮麗な古代ギリシャ文明と

何の関係もないほどみすぼらしいように、現代の中国も

古代中華帝国の末裔(まつえい)とはほとんど言い難い。

血塗られた内乱と荒涼たる破壊の歴史が中国史の正体である。

戦争に負ければ匪賊(ひぞく)になり、勝てば軍閥になるのが

大陸の常道で、最強の軍閥が皇帝になった。

現代の“毛沢東王朝”も、その一つである。

 

   ユーラシア大陸の東西の端、日本列島とヨーロッパは

モンゴルの攻略を免れ、15、16世紀に海洋の時代を迎えて、

近代の狼煙(のろし)を上げた。江戸時代は17世紀の

ウェストファリア体制(主権国家体制)にほぼ匹敵する。

日本とヨーロッパには精神の秩序があり、明治維新で

日本がヨーロッパ文明をあっという間に受け入れたのは、

準備ができていたからである。

 

   中国が5千年の歴史を持つ文明の大国だという、

ゆえなき強迫観念を、われわれは捨てよう。

恐れる必要はない。福沢諭吉のひそみに倣って、

非文明の隣人としてズバッと切り捨てる明快さを持たなくてはいけない。

(にしお かんじ)

 

 

 

 

           20111月 14 日 こどもはカネでは育たない

 

          

     

    子供手当を政府が支給するようになってから、

親の責任が軽くなりその分だけ子供が親の言う事を聞かなくなる現象が

起きてくるような気がしますね。

今まで児童手当があり、困窮している親の手助けになっていたが、

養育権が侵されつつあるようには感じませんでした。

しかし今回はどうもいけません。

子供に来る金だから、親は手を出せないし、

子どもの権利を認めるようになるから

   益々子供が親の言う事を聞かなくなるのです。

子供が正しくて、親が間違っていると錯覚させることが

起きるのではないかと心配しています。

子供に対して責任を持って、養育するのは親の務めなのです。

それを放棄するような政策は間違っています。

           

    【正論】「こども」はカネでは育たない 加藤秀俊

 

    散歩の途中、公園のベンチにすわってひと休みしていたら近所の

保育園のこどもたちの一群が保母さんに付き添われてやってきた。

自由時間らしく、それぞれに走ったり、木の枝で地面に穴をあけたりして

遊んでいる。ほほえましい風景である。

 

   そのうちひとりの男の子が、わたしのそばに来て、顔をじっとみつめる。

おや、どうしたの?ボクいくつ?ときくと、ミッツと答える。

お利口さんね、名前は?とやりとりをはじめたら、遠くでみていた保母さんが

血相変えて飛んできて、勝手に話しかけたりしないでください、

さあ、こっちにいらっしゃい、とその子の手をひいて連れていってしまった。

            

 

公園での会話まで禁止とは

 

    なるほど、いまの世の中、どこに不審な人間がいるかわからない。

公園のベンチでボンヤリしているオジイサンだって変質者かもしれない。

たぶん保母さんは責任上、そうお考えになったのであろう。

でも、わたしはなんとなく淋(さび)しくなった。

平穏な公園の片隅で、ちょっとした会話まで禁止するのが

「教育」というものなのであろうか。

 

   おなじようなはなしを知人からもきいた。ある日、自宅前を掃除していたら

下校途中の小学生がやってきた。視線が合ったから、何年生?と声をかけたら、

どうしてそんなこと聞くの?といって足早に通り過ぎたというのである。

見ればランドセルには危険通報用のボタンがブラ下がっている。

とにかく知らないひとには警戒しなさい、なにかあったらすぐに

通報しなさい…そういう訓練がゆきとどいているのである。

 

            

人づきあい希薄にした原因

 

   「人を見たらドロボウと思え」というのはむかしからある格言である。

世界は善人だけで成り立っているわけではない。

悪い連中はいつの世にもたくさんいる。

盗みもあるし詐欺もある。知らない人間にたいしては、

まず警戒してかかったほうがよい。

   しかし、見知らぬ者どうし、公共の場所で、お天気のことなど話題に

しながら他愛のない会話がはじまる、というのは社会生活の一部と

いうものであろう。

たまたま列車や飛行機で隣の座席に乗り合わせたり、

病院の待合室で顔をあわせたり、ずいぶんいろんな場所でわれわれは

他人と接触する。会話はしなくても目礼くらいはする。

アメリカ人などは人なつっこいからすぐに微笑を交わす。

それがふつうなのではないか。

 

   ところが、そのごくふつうの「人づきあい」というものが希薄になってきた。

どこにいっても、みんなムッツリとして会話どころかひとの

視線を避けて生きている。

電車に乗ったとたんに携帯電話をパチリと開いてなにやら

ダイヤルをいじくりはじめる。

エレベーターのなかだってお互いヨソヨソしく、

なんとなく居心地がよろしくない。

            

   なぜこんなふうになってしまったのか、よくわからない。

核家族化の進行、近隣共同体の崩壊、その他もろもろの社会学的理由を

列挙せよといわれれば、いくらでもあげることができるが、

いちばんの根本にあるのは、世間の親たち、そして日教組の先生たちが、

知らない人と口をきいてはいけません、とこどもたちに

言い聞かせているからである。

 

 

「社会の子」であったはずだ

 

   老人の回顧談じゃないか、といわれるかもしれないが、

      むかしはこうではなかった。

             

   こどもというのは特定の親の子というだけではなく、

世間ぜんたいの子であった。

だからどこの家のこどもであろうと、いい子がいればホメてやる、

不作法な子がいれば叱(しか)る。こどものほうもじぶんの親だけではなく

世間の「おとな」ぜんたいによってみずからが評価されている、

ということを知っていた。

いまでも地方都市や村落ではこどもは文字通り

「社会が育てる」ものというのが常識だったのである。

だから電車のなかでお行儀の悪いこどもがいれば、

これこれ、そんなことをしちゃイケないよ、

と誰かが声をかけて注意したりすることもふつうだった

   いまそんなことをしたらたいへんだ。うちの子になにをするんですか!

と母親が髪振り乱して叫ぶ。

プライバシーだの人権だの、あらゆる理屈で食ってかかってくる。

もはやこどもは「社会の子」ではなく特定の母親の私有物なのである。

他人のこどもに声をかけるのは他人の財布に手をかけるのと

おなじく犯罪にちかいのである。

           

   折も折、現政府は「こどもは社会が育てる」とおっしゃる。

その言やよし。しかし、ここにいう「社会が育てる」というのは手当て、

授業料などカネを出す、ということであって、

わたしが以上にのべたような心と対人関係の問題ではないようである。

こどもはカネでは育たない。

それでも世の中の風潮がカネさえ出せばいい、口をきいてはいけない、

ということであるならば、わたしとしては、

こんど公園で保育園のこどもたちに会ったら、

舌を出してアカンベでもしてやろうか、とおもっているのである。

(かとう ひでとし=社会学者)

 

 

 

 

       

          2011113日 仙石官房長官の罪

   仙石官房長官の罪は深い。

   弁護士である仙石長官は法廷闘争様式を政治の世界に持ち込んで、

   日本国民とも思えない政治を展開したのでした。

   彼のおかげで日本国民がどれだけメンツを潰され、誇りろ踏みにじられたか

知れないのです。

当の本人はそれが日本国民への裏切りだと全然感じてない所になんとも

やりきれない気持が残るのです。

彼には罪を悔いてさっさと政治の世界から引退を勧めます。

またこのような官房長官をかばい続ける菅首相は政権を返上し総選挙を

すべきです。

それが国民のために一番いい事なのです。

政権にしがみ付けばしがみつくほど国民を裏切る事になり、

国民から恨みを買う事になるでしょう。

江戸時代の徳川幕府でさえ常に国民がどう思っているか

気にして政治をしていました。

国民に受け入れられない政治をすれば倒幕の憂き目にあう事は

知っていたのです。

為政者は常にどう評価されているかを考えながら政治をしなければ

民心は、はなれていくのです。

そうでなければ政権は続きません。これが現実です。

 

 

産経新聞【正論】筑波大学大学院教授・古田博司 ある

「地球市民権力者」の専横

 

 

   ◆「日本国民」と自己規定せず

 

   わが日本国の驚くべき官房長官について語ろうと思う。

この人物はホームページで自らを日本国民ではなく、「地球市民」と

規定している。

では、この「地球市民」は尖閣諸島沖の中国漁船事件で一体、

何を守ろうとしたのか。

少なくとも、われわれの住む日本国という実体ではない。

地球市民が住む「平和社会」という幻想を守ろうとしたのである。

 

   9月7日、国防動員法が施行され国家総動員体制下にある中国から、

一隻の「民兵船」がやってきた。

わが国の領海を侵す第一歩として、海上保安庁の巡視船に

体当たり攻撃をしかけ、船長以下は拘束された。

正式に逮捕するには令状が必要になる。

そこで令状を請求してよいですかと、菅直人民主党官邸にお伺いを立てた。

           

   海上保安部編集のビデオ映像を見た前原誠司国土交通相

(当時、現外相)は、逮捕を主張した。

仙谷由人官房長官は内心では反対ながら、本気で反対しなかった。

船長を逮捕して裁判にかければ、公判維持のため、ビデオは非公開と

せざるを得ない。

ビデオを隠匿し、「平和社会」を守れる。

とにかく、映像を民衆に見せてはならない。

それは民主主義に優先する。

 

   官邸からゴーサインが出て令状が請求され、翌日、船長は逮捕された。

13日午後には船長以外14人を釈放し、中国機で送還してあげた。

仙谷氏はこれで別の状況が開けると思った。

しかし事態は氏の予期せぬ方向へと進む。

同じ「平和社会」の隣人のはずの中国が、19日に船長の即時無条件釈放を

要求し、報復措置として日中の閣僚級交流を停止した。

22日には、日本向けレアアース(希土類)の輸出全面差し止めに

踏み切ったことが報じられた。

23日には、建設会社フジタの社員4人が拘束されたことが判明する。

平和主義者はあわてた。

ゆえに、「中国に分かってもらえるはずだと思っていた」と、

後に語ったのである。

          

 ◆ビデオ非公開は長官の意思

 

   仙谷氏の朋友、松本健一内閣参与が最近、テレビニュースで語ったように、

ビデオ秘匿と外務省無視は当初から仙谷氏の意思であった。

かくして仙谷氏の“独断外交”が始まる。

氏は朋友、中国コンサルタントの篠原令氏を通じ、程永華駐日中国大使と

事前調整を始めた。

ある外務省幹部の言が残されている。

「日中関係が緊迫したときに首相官邸が日本の外交官を信用せず、

中国外務省に相談したことに衝撃を受けた」という。

 

   23日には前原外相が、クリントン米国務長官とニューヨークで初めて会談し、

長官は、尖閣諸島が日米安全保障条約第5条の適用対象になるとの

見解を表明した。

 

   24日には那覇地検が、処分保留で中国漁船長を釈放する。

不起訴処分は検察の判断で然(しか)るべきだが、こ

の判断に仙谷氏の政治介入があり、同氏が在日中国大使館に

釈放を事前通報していたというのが、12月6日付毎日新聞のスクープである。

仙谷氏は否定したが、25日未明の石垣空港には釈放された船長を

中国機が出迎えに来ていた。

スクープ当日には、テレビで先の篠原氏が「船長を釈放しなければ

国軍が尖閣に上陸し、戦争になっていた」と擁護した。

            

 ◆独断外交の結果、中華風無視

 

   では、仙谷氏の目的は何かといえば、「平和の破壊者」をかばうことにあった。

船長を釈放すると以後は公判が開けなくなり、

ビデオ非公開事由が消滅してしまう。

仙谷氏は速やかに動いた。

29日、密命を受けた民主党衆院議員の細野豪志氏が訪中、

篠原氏、須川清司内閣官房専門調査員とともに、戴秉国国務委員(副首相級)、

中国外務省幹部らと7時間会談する。

中国側は「衝突ビデオ非公開」「仲井真弘多沖縄県知事の尖閣諸島視察中止」を

要求し、仙谷氏がこれをのんで、民主党はビデオの非公開を

決定したとされるが、疑問が残る。映像を見せて非公開の要求を

中国側からあえて引き出したと見る方が自然であろう。

 

   仙谷氏の努力の結果として、翌日フジタ社員3人が解放され、

10月9日にはフジタ社員の残る1人も釈放された、かに見えた。

ビデオは無事隠匿され、仙谷官房長官は「平和社会」が守れたと得意顔だった。

だが本当に効いていたのは密約の方ではなく、クリントン長官の

表明の方であった。メンツを潰(つぶ)されたと感じた中国は29日、

ASEAN(東南アジア諸国連合)関連会議への出席で

ハノイ訪問中の温家宝首相が菅首相と会談しないと伝えた。

そして議場で、尖閣諸島は中国領だと強引にも宣言、菅首相に

中華風無視の態度をあからさまに示したのである。

            

   その後は周知のように、11月4日、映像の前半部分がインターネット

動画サイトに流出した。

ビデオ非公開の意味は完全に消滅し、仙谷氏は処罰しろと怒りまくったという。

結局、日本側の対応は、仙谷氏主導の外交によりビデオ隠匿を

主目的として展開された。

これは、日本国民の誇りを汚し、中国の攻撃的姿勢でほころびた

「平和社会」を必死で繕おうとした、ある「地球市民権力者」の

専横の笑うに笑えない記録である。(ふるた ひろし)

 

 

              20111月12日 お手上げ予算

    竹中平蔵氏は小泉内閣時代に総務大臣、経済財政政策担当大臣、

        金融担当大臣等を歴任し、日本のバブル崩壊後の経済の立て直しを

        計った有能な方で今は慶応義塾大学の教授をしています。

彼の理論の正確さと実力は素晴らしいものがある。

今の内閣にこの様な方がいれば、民主党も少しはましな政策が

出来ただろうに、人材不足の民主党内閣では何もやっても

上手くいかないのは道理なのです。

以下竹中氏の論文を紹介します。

【正論】慶応大学教授・竹中平蔵 「お手上げ予算」と呼ぶほかない

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     昨年末、2010年度予算案が決定されたとき、筆者は「お手盛り予算」と

評した。

政権交代を踏まえて、また民主党マニフェストを踏まえ、

子ども手当や農家戸別補償など民主党支持母体への手厚い予算を

計上したからだ。

しかし1年を経て編成された11年度予算案は、

全ての面での行き詰まりが際立った、「お手上げ予算」と

言わざるをえない内容となった。

 

    24日に閣議決定された来年度予算案は、民主党政権としては

初の本格的予算である。しかし、歳出の抑制は進まず、

一般会計総額は過去最高の92・4兆円に達した。歳入面では、

41兆円の税収(見込み)をいわゆる埋蔵金などの税外収入7兆円で

補う厳しいものだ。

結果的に、新規国債発行額は昨年並みの44兆円という極端な

赤字予算である。その場凌(しの)ぎのやり方は限界に達している。

「こんな予算編成は今年を最後にしなければならない」と感じさせるような、

問題点満載の予算案となった。

     

    ◆来年もデフレ、低成長続く

 

    根本的問題はどこにあるのか。

(1)マクロ経済(景気へのインパクト)

(2)政策的メリハリ(成長や安全・安心の確保)

(3)政策決定プロセス(政治主導か官僚主導か)−

の3つの基準から見る必要がある。

残念ながらこれでは、景気低迷・デフレは収まらず、成長促進もなく

社会保障改革も進まない。

そして徹底した官僚主導の予算編成であったことが明白である。

 

    第一のマクロ的視点で言えば、01年度以降は経済財政諮問会議を

活用した手続きが定着していた。

夏頃に来年度経済の展望を行い、これを踏まえて予算の大枠を

決定していたのだ。しかし、民主党政権では、諮問会議を実質廃止したため、

こうしたプロセスが全くないままに予算が編成されている。

その結果、単に当面の赤字が多額であるという理由だけで、

巨額の需給ギャップがあるにもかかわらず、景気中立の予算

(赤字額は昨年と同額44兆円)が組まれた。

    

    ◆財政健全化への展望全くなし

 

   結果的に、来年度もデフレが続き(政府見通しでGDPデフレーターは

マイナス0・5%)、成長率は今年度より低下する(3・1%から1・5%に)

ことが示されている。

一方、歳出抑制が不十分な状況下で、中期的な財政健全化の展望は

全く見えないままだ。

 

   第二は政策の中身に関するものだ。

予算は政策を実行に移すための手段である。

しかし、その政策が経済をよくし、国民の安全・安心を確保する内容とは

程遠いものとなっている。

今回最大の注目点だったのは法人税の引き下げである。

しかし引き下げ幅はわずか5%で、しかもその財源の約6割を

法人への増税で賄うという、極めて効果の乏しいものとなった。

           

   目下、一般会計歳出の約3割は社会保障が、そして2割近くを

地方交付税が占めている。

しかし、これらについて政治の指導力は全く発揮されず、

実質的にほとんど何の改革もないまま、基金取り崩しなど臨時財源に

頼って予算がつけられた。

こんないい加減な先送りは、もう来年以降はとてもできないという意味で、

まさに、「お手上げ」状態の予算である。

 

   第三の決定過程に関しては、政治主導の掛け声や一般の認識とは異なり

極端な官僚依存になった。

この点は第二の政策内容とも絡むが、従来は夏に「骨太方針」を決定する際に

政策の中身を固め、12月までの期間はこれに予算をつけるという流れが

定着していた。

   

   ◆結局は官主導の予算編成

 

   だが、民主党政権の下では、そもそも「骨太方針」のようなものは

存在しない。

指針がないまま、なし崩し的に予算編成を行うという、

自民党下の1990年代型に逆戻りした。

必然的に、予算当局(財務省)が全てを取り仕切ることになる。

今回、12月24日という日程的には極めて順調な形で予算案が決定されたが、

これも、財務省主導で粛々と決定されたということを裏付けるものといえる。

 

   予算案は、ねじれ国会の中で関連法案まで含めて成立するかどうか、

前途多難だ。

岡田幹事長は閣議決定のその当日に早くも、

「野党との議論の結果修正もありうる」と発言し、話題になった。

 

   こうした「お手上げ」状態を受け、年明け以降さらに問題のある動きが

広がる可能性がある。

このような予算編成を続けるのは無理であり、従って消費税引き上げが

不可避である、という一見勇ましい議論である。

現に、新たな連立や大連立を目指し、慌ただしい動きが生じている。

実のところ今予算は、こうした動きを引き出すために官があえて

見苦しいほどの予算を組んだ形跡すらある。

 

   しかし、重要なことは、デフレを脱却し、名目GDPの成長を実現しない限り

(したがって順調な税収増を実現しない限り)、そして、

社会保障や交付税など歳出を抑制する制度的改革がない限り、

いくら消費税を増税しても焼け石に水であるという点だ。

むしろ、安易な増税が日本経済と国民生活に決定的な打撃を与える

危険性すらある。

「お手上げ予算」を教訓に、地道な改革を進める以外に、

日本経済の未来は開けない。(たけなか へいぞう)

 

 

 

 

           2011111日 日本の戦略的方向性を知るために

   混沌とする世の中で終始一貫変わらず、警告を発している

ジャーナリストの櫻井氏の記事を掲載します。

いま私たち自身が「どう選択しなければならないか」

問われているように思います。

誇りある日本を築いていくのか?

堕落した日本にしていくのか?

属国の様な卑屈な日本にしていくのか?

この世界にはお花畑平和論など存在しないのです。

現実に目覚めよう!

日本史を勉強しよう!

自分の事を知らなければ相手を理解する事も出来ないし、

相手を尊重する事も出来ないのです。

以下櫻井氏の記事です。

 

 

櫻井よし子氏の昨年末のブログから引用しました。

『週刊新潮』 20101223日号日本ルネッサンス 

441 2010年の日本は鳩山由紀夫、菅直人両首相の下で想像を絶する

迷走を重ねた。

仙谷由人官房長官は迷走を抑制するどころか、暴走を促す要素になった。

日本を愛しているとは思えない人々が中枢を占める民主党政権の出現で

日本国の根幹が急速に溶け始めたと感じた一年だった。

 2011年を日本再生の年にするには何をすべきか、

『証言 三島由紀夫・福田恆存 たった一度の対決』(文藝春秋)が

考えるきっかけになる。

1960年の安保闘争から70年の安保闘争まで、左翼的思想で満ちていた

日本で孤高の闘いを続けた福田恆存と三島由紀夫はたった一度、

『論争ジャーナル』という雑誌で対談した。

本書はその振り返りから始まる。

福田と三島を語るのは両氏の側近くにいた佐藤松男氏と持丸博氏だ。

佐藤氏は70年、福田を顧問とする日本学生文化会議を結成した。

持丸氏は68年に三島と「楯の会」を結成したが翌年10月に退会、

三島の割腹は7011月である。 三島の死から40年の今年、

多くの三島論が展開された。

三島と対比する形で福田論も展開された。

その中で、持丸、佐藤両氏が論じた本書は抜群に面白い。

戦後日本の在り方への危機感は三島と福田に共通していた。

三島は昭和442月号の『論争ジャーナル』で「反革命宣言」を発表したが、

それは、「日本はもうどうにもならない状況に来ている。

ここで本当に革命的状況が起きるかもしれない。

だから自分たちは反革命のために起ち上がる」という主旨だった。

共産政権誕生の可能性に対する断固たる反対である。

同じ頃、福田も「サンケイ新聞」(現在は産経新聞)に

「滅びゆく日本」を書いた。

敗戦以来20年余り、「日本は左翼の思うつぼにはまってきた。

五年あるいは十年後には本当に革命が起きてしまうかもしれない」と

いうもので、こんな国になった理由を福田は、

「戦後になって自分たちの歴史、過去を否定したために

国家や民族の連帯感や共同体意識というものがなくなった」ゆえだと喝破した。

「自分一人」の気概 両者の危惧は現在の日本で現実になった。

菅首相、仙谷長官、岡崎トミ子国家公安委員長ら皆、

実態としての社会党員である。

千葉景子氏は落選後も法務大臣を務め、いま「検察の在り方検討会議」の

座長として、日本の司法の基盤を変えつつある。

三島や福田の恐れた左翼政権はいま堂々と日本に君臨するのだ。

そんな日本を三島はこう論じた。「私は昭和が二十年でぷっつり切れている。

それ以降はもう昭和とは思っていない」。

佐藤氏は、大熊信行が『日本の虚妄|戦後民主主義批判』の序文で

右の三島発言に触れ、米国が日本に打ち込んだ2本の杭を指摘したと紹介する。

杭は「日本国憲法」と「日米安保条約」である。

左翼進歩派は前者に、保守派は後者にしがみつくが、

双方を打破しない限り、日本の真の独立は回復出来ないという、

大熊の主張はもっともだ。

 日本は如何にして杭を抜いて真の独立を回復するのか。

持丸氏は、三島の楯の会への言葉を引いた。

吉田松陰は非常に孤立し、自分一人しかいないと感じ始めるが、

そう思った瞬間から明治維新は動き出した。

自分一人しか恃むものはいないというこの気概こそ大事で、

その有無が楯の会と左翼大衆運動との違いだと三島は強調したという。

 片や佐藤氏も、福田の言葉を紹介する。

「国家や民族が、自分を全然支持してくれないかもしれない。

それでもいいという自覚が大切である」「自分一人で立って行ける人間」

「『俺は味方は要らない』という人間だけがひとつの目的のために

集団を作ること」だと福田は説いた。

 日本の政治史を振り返るとき、「自分一人」の気概をもっていた政治家として

思い浮かぶのは、岸信介だ。

 

気概を失った日本の現状を、福田や三島が生きていたら、どう考えるか。

佐藤、持丸両氏はその観点から日米安保論、憲法論などで保守に対しても

厳しい論を戦わせて興味深い。

だが、両氏はひたすら米国を論ずるが、中国には全く言及しない。

 両氏の論から抜け落ちたその点を補う意味で、楊海英氏の

『墓標なき草原 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』

(岩波書店)が役に立つだろう。

 中国を幻想なしにとらえる視点と十分な備えのみが、

日本の命運を担保するいま、私たちは中国人と中国を

知っておかねばならない。

本書は、日本の約3倍の広さの内モンゴル自治区での戦後60余年間が

どんな歳月だったのかを、14人のモンゴル人が語ったものだ。

「宿命として愛す」 日本は昭和71932)年に満州国を建設し、

内モンゴルの東部地域を編入、各地に教育機関をつくり、

モンゴルの知識人多数を育成した。

しかし、敗戦で日本が撤退し、そこに生じた権力の真空状態に

中国共産党が侵出した。

1949年に成立した中華人民共和国は「モンゴル人を植民地から解放した」と

宣言し、内モンゴル自治区を定めた。

自治区のモンゴル人は80万人、入植者の漢人は500万人に膨張し、

モンゴル人は圧倒的少数派に転落した。

以降、彼らは漢人に迫害され続けて現在に至る。

上下2巻の本書は、現在も進行中の虐殺と弾圧の鮮烈な記録である。

凄まじい虐殺を伴う文化大革命は内モンゴルから始まった。

そこには「北部辺疆に住む『過去に対日協力の前科をもつ』

モンゴル人たちを粛清して、国境防衛を固めてから、

中国全土の文化大革命に専念するため」という明確な戦略があった。

モンゴル人大虐殺を正当化する漢人の理論的根拠は、

中国共産党に潜り込んだ「牛の毛の如く無数にいるスパイ」を

粛清するための政治キャンペーン、整風運動だったという。

中国人民解放軍は50種類以上の拷問を、モンゴル人に実施したが、

その実態は激しい拷問を生き抜いた人々の証言や、

頭蓋骨に数本の釘が打ち込まれていたり、あらゆる凌辱の痕跡を残している

遺体からも明らかになったことが本書に記されている。

モンゴル人の民族自決運動は殺戮によって葬り去られた。

そのプロセスを明らかにした本書は、中国幻想に染まり続ける日本人に

漢民族の実相を突きつけている。

 

日本に大きな影響を及ぼす米国や中国の実態について考えるとき、

私は穏やかな文明を育んできた日本を慈しまずにはいられない。

私の脳裡には「宿命として愛す」という福田恆存の言葉がよぎる。

両親を愛するのはそれが自分の父親であり母親であるからだ。

日本を愛するのも同様だ。

愛国心は日本国の優劣ゆえではなく自然の定めた摂理であり、

愛国心の根拠は宿命観に置くべきだと語った福田の言葉が

素直に私の心深くに浸透していくのだ。

 

 

 

 

 

       

          20111月 8日 次世代へ美しい糸を

【解答乱麻】参院議員・山谷えり子 次世代へ美しい糸を

   日本にもまだ常識的人がいたものだ。

   山谷氏は自民党参議院議員であるがこの様な人に政治を任せたいと思う。

    民主党の殺漠とした政策の連続に癖へきしているこの頃であるが、

次の総選挙では 常識的な人たちが政権を担って頂きたいものです。

政治信条の違いではなく、人間としての違いなのです。

人として、日本人として常識的な人たちに政治を任せたいのです。

この事が日本を未来ある国に導く唯一の道なのです。

以下記事内容

   今年もたくさんの初詣姿に、日本人であることの「もったいなさ」を

かみしめている。

門松、しめ飾りを調えて歳神さまをお迎えし、皆で“数え年”を重ねることは

喜びであった。

 

   数え年と満年齢と、誰もが年齢を2つの数え方で確認し合っていたのは

いつの頃までだったろうか。

日本人は、母親のおなかの中に授かったときから、生命の存在を尊く

考えていた。

だから西洋のように誕生してから“0(ゼロ)歳”とは数えず、

歳神さまとともに“1歳”と数えたのである。

 

   作家の司馬遼太郎さんが、「日本人というのは、長い長い間“人間は

どう行動すれば美しいのか”ということばかり考えていたような

感じがありますねぇ」と、言われていた言葉を、

初詣姿の人々を見ながら思い出す。

 

   損か得かではなく“道”を求める心で謙虚に勤勉に歩む国民性は

今も失われていない。

人間は伝統という縦糸と時代という横糸の中で生かされている。

私たちは記憶の糸でご先祖さまから子孫へつながれていくのだから

次世代に美しい糸をつなげていきたいものである。

            

   さて、自民党・安倍内閣時代の教育再生、学習指導要領改訂により、

今年4月から使われる小学1、2年生の国語の教科書に、

神話や昔話が多数載ることになった。

米国の教科書には載っていた「因幡(いなば)の白うさぎ」を

多くの日本の子供たちも教科書で読むようになるわけである。

 

   白うさぎはワニ(サメ)をだまし背を踏んで海を渡ろうとして失敗する。

かつての日本の子たちは絵本で、歌で、皆このお話を知っていた。

傷ついたうさぎを助けた大国主命(おおくにぬしのみこと)の優しさ、

うさぎの痛みと後悔が幼い心に優しさや強さへの憧れを育んだものだった。

今、改めて読み返すと、虚言を吐いた八十神(やそがみ)は族長になれず、

正直で親切で、知恵の持ち主の大国主命が国神となる神話は、

日本人の姿を象徴しているように思える。

 

   「とんとんとろりことんとろり とんとんとろりこつく杵(きね)は、

月姫様のお使いか かちかち山の兎(うさぎ)さん 狸(たぬき)も

おいたをやめにして…」。

故郷の懐かしい子守唄のひとつだが、乳幼児から10歳くらいまでに、

昔話や子守唄をたくさん与えられると情操や知育、

体力の発達に良い影響があると、最近の脳科学の研究でも

わかりはじめてきている。

            

   時代の荒波がどんなに日本や人々を揺らしても、

人生の揺籃(ようらん)期に豊かな揺籃(ゆりかご)の地を持てた人は

幸いである。

自国の素晴らしさを知ることにより、他国の素晴らしさにも

気づくようになり、敬愛の念や理解が深まる。

まだまだ地方には魅力ある歌やお話が残っている。

 

   自然体験・地域体験も含めて、ふるさとからご先祖さまの生命を

汲(く)みとってもらえたらと4年前、教育再生予算を組んだ。

こうしたことが政権交代で止まるのは残念であるので、

現政権の政府関係者らと教育再生のフォローアップの場を昨年つくり

継承する活動も始めた。

            

   今年、辛卯(かのとう)は、古代より産神、子育て神、

豊かな実りをもたらす神性ある年といわれる。教育再生が

調和的に進展していくよう努めたい。

 

   「たらちねの 親の心は 誰もみな 年ふるまゝに おもい知るらむ」

(明治天皇御製)

以上産経新聞より抜粋

                     ◇

 

【プロフィル】山谷えり子

 

    やまたに・えりこ サンケイリビング新聞編集長、

首相補佐官(教育再生担当)など歴任。1男2女の母。

 

        

 

 

 

            20111月 7日 中国高官は酒池肉林を楽しむ

       石平のChina Watch

               

       石平氏は平成19年に日本国籍を取得した中国人であるが、

       中国人から見た母国中国を辛らつな言葉で攻撃しているところが

       面白いのです。

       日本人から見た中国と中国人から見た中国とは若干視点が違い

       興味深いですね。

       今後彼の書いた記事も機会があれば掲載していきたいと思います。

 

               

 

 

       経済発展を続ける中国にはいろんな歪みが…=上海市内の

       電機部品街「北京路」

       『水滸伝』を実演する民衆

 

      中国のネットでは最近、「中国四大古典小説」にちなんだ面白い

       小話が流されている。中国の国内状況を実によく描き出したものなので、

       それを取り上げて今年最初の本欄を飾る。

 

      「中国四大古典小説」とは『紅楼夢』『三国演義』『水滸伝』

       『西遊記』の4つだが、例の小話はこうである。

 

       「われら中国人民は今、四大古典小説を実演している。エリートと

        金持ちは『西遊記』をやり、高級幹部は『紅楼夢』を楽しみ、

        地方政府は『三国演義』を繰り広げる。庶民たちはやることが

        何もないから、皆で『水滸伝』を演じてみせる」

 

       小話に出た「古典小説」ごとに解説すると、こういう内容となるのである。

 

       まずは『西遊記』。それは孫悟空が唐三蔵の供をして西域へ

        仏典を求めに行く物語だが、小話がその書名をもじって

        「エリートと金持ちは『西遊記』をやる」と言うのは実は、

        中国のエリートや富裕層が群をなして西側の先進諸国へ移住する

        現象を指している。本欄もかつて記したように、「第三の移民ブーム」と

        呼ばれる「中国からの大逃亡」はすでに始まっている。

                 

       次は『紅楼夢』である。この小説は「中国の『源氏物語』」とも

        呼ばれて、清王朝時代の高官一族にまつわる「恋とエロスの世界」を

        描いたものだが、「高級幹部は『紅楼夢』を楽しむ」とはすなわち、

        共産党の高官たちは愛人を囲って酒池肉林の生活を送っている実態への

        風刺である。

        中国では今、高官は愛人の1人や2人囲うのが「当たり前」のことと

        なっているが、愛人を囲うのに当然カネが必要だから、

        高官たちは結局汚職に手を染めてしまう。一昨年摘発された

        大物汚職幹部の広東省政治協商会議の陳紹基主席や深セン市の

        許宗衡市長はその典型例だが、愛人に収賄を告発されて捕まったり、

        愛人の恫喝(どうかつ)に業を煮やしてそれをあやめたりして

        身を滅ぼした汚職幹部のケースも続出している。とにかく、

        高官という高官が禁断の愛欲に溺れて汚職に走るというのは、

        まさに「世紀末中国」の救い難い現状である。

 

       次に『三国演義』が出たのは何ごとかといえば、実は今の中国の

        地方政府と地方の幹部たちは、各自の利権増大のために中央政府の

        方針や政策に面従腹背して乱開発に走ったり勝手に政令を発したりし、

        まるで三国時代の地方政権乱立のような状況となっているから、

        「地方政府は『三国演義』を繰り広げる」と揶揄(やゆ)されるのである。

        このような時勢下で、愛人囲いのぜいたくざんまいや経済的利権とは

        無縁な一般民衆はどうしているのかというと、

        小話の出す答えはすなわち、   「皆で

       『水滸伝』を演じてみせる」という。

        そう、『水滸伝』の中の英雄豪傑が朝廷の暴政に反抗して

        立ち上がったかのように、中国人民は今、あちこちで騒乱や暴動を

        起こして反乱を始めている。

        最近の例を挙げると、昨年11月15日に湖南省●州市で

        二輪車の再登録を認められなかった民衆ら約2万人が警察と衝突、

        100人以上が負傷、警察車両7台が破壊された事件や、

        12月5日に吉林省長春市で、車を運転する警官の男性が女性をはねた上、

        抗議する女性の娘を殴打したことをきっかけに付近の市民数千人が

        抗議した事件などがあるが、同12月9日付の香港紙『明報』も、

        現在の中国は「暴動頻発期」に入ったと伝えている。

                  

       民衆の不満はすでに限界に達していることがそれでよく分かるのだが、

        そのまま行けば、エリートが海外へ逃げ出して共産党の幹部が

        『紅楼夢』を楽しんでいる中で、天下はやがて『三国演義』の描く

         「大乱世」に陥っていくだろうか。

          【プロフィル】石平

 

         せき・へい 1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。

          88年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。

          民間研究機関を経て、評論活動に入る。

          『謀略家たちの中国』など著書多数。平成19年、日本国籍を取得。

 

 

 

 

            201116日 誇れる国の礎 憲法、教育、皇室 

渡辺利夫・拓殖大教授と対談する櫻井よしこ氏

【新春正論対談】(下)櫻井よしこ氏×渡辺利夫氏

       この頃櫻井よし子氏に凝っているのではないが、ついつい彼女の記事には

目が行くのです。

   今の日本に憂えている方が記事を書いているから、大変参考となるからです。

   今後の日本の行く道を知るのにたいへんいい事です。

彼女の記事は最大限掲載していきたいと思っています。

 

このニュースのトピックス:新春特別対談・インタビュー

渡辺利夫・拓殖大教授と対談する櫻井よしこ氏(上)を読む

 

歴史観を見直せ

 

   渡辺 日本を脅かす勢力が本格的に出てきたのは幕末以降です。

ロシアの南下政策が近現代の日本にとっての決定的なテーマでした。

日英同盟によってこれを食い止めました。

もう一つは、ロシアに発した国際共産主義の波で、日米同盟によって

食い止めることができました。

日本は自由主義陣営の確たる国として参加できているという構図が

あったわけです。

だが、このところ日米同盟は劣化し、名存実亡となる可能性があります。

 

   櫻井 

大東亜戦争こそ題材にして学ぶべきです。

大東亜戦争は非常に悪い戦争で、日本は悪いことばかりしたとなっていますが、

それは事実とはかけ離れていることを学びたいものです。

渡辺利夫・拓殖大学学長

  渡辺 

アメリカにすり込まれました。

 

  櫻井 

確かに多くの失敗も犯して、敗れました。

だが、その中にも日本人の立派な魂はありました。

そうしたことを、歴史教育で一つ一つ具体的に教えていくときだと思います。

山本七平賞を受賞された門田隆将さんの「この命、義に捧ぐ」という

陸軍中将、根本博さんの物語があります。

大戦後の国共内戦の際、日本から密航して台湾に行き、

台湾軍を率いて戦って守り抜き、議をまっとうしました。

結果、台湾は中国に取られないで済みました。

 

  渡辺 

そうですね。

 

  櫻井 

樺太・真岡にいた女性交換手たちはポツダム宣言受諾後も攻撃してきた

ソ連軍の捕虜にならないようにと自決して尊厳を守りました。

日本人として立派に責務を果たし筋を通した事例は多くありました。

何もかも日本が悪いというのは、勝者の見方です。

 

  渡辺 

不正で不道徳な戦いを日本がやって敗れた…。

よくぞあそこまで日本人は染め上げられたという感じが私にはあります。

櫻井 

では侵略戦争を称賛するのかという反論が出ると思いますが、

侵略戦争かどうかというのは、それこそ「パール判事の日本無罪論」(*1)や

アメリカの公使ジョン・マクマリーの「平和はいかに失われたか」(*2)、

レジナルド・ジョンストンの「紫禁城の黄昏」(*3)

など非常に多くのいい本があります。それらを読むことも含めての

歴史教育が必要です。

       

  渡辺 

私は、子供のとき、甲府市で空襲を受けて今も体にやけどがあります。

 

  櫻井 

おいくつでしたか。

 

  渡辺 

6歳で鮮明に覚えています。

戦争は敗者だけではなく勝者にもトラウマを残します。

民間人を殺戮(さつりく)したことに対してアメリカ人の心は休まりません。

 

  また、日本人が残虐の限りを尽くしたと主張しなければ抗日戦争勝利を

正統性の根拠とする中国共産党には立つ瀬がありません。

韓国と北朝鮮が反日でないわけはない。

中国も朝鮮半島も、日本を徹底的に攻撃の対象としています。

それが冷戦期には抑え込まれていました。

冷戦が崩壊した途端に、安んじて日本を攻撃することができるように

なったわけです。

       

   国交樹立をうたった1972年の日中共同声明の交渉で議論されていることは

ただ2つ。台湾の帰属と戦時賠償です。

歴史認識は一言も言っていません。

 

*1 パール判事の日本無罪論 小学館文庫。田中正明著。

東京裁判にインドから判事として参加したパール博士が東京裁判は

近代法の大原則である事後法の禁止にあたるとして違法性を追及した書。

 

*2 平和はいかに失われたか 原書房。中国に赴任していた米外交官、

ジョン・マクマリーのメモとその解説。

満州事変は国民党政府が挑発したことによって起きたなどとする論旨で、

当時の複雑な極東情勢を分析している。

 

*3 紫禁城の黄昏 祥伝社ほか。

清朝最後の皇帝で、満州国の皇帝ともなった溥儀のイギリス人家庭教師、

レジナルド・ジョンストンが著した中国近代史の詳細な証言。

        

保守の精神取り戻せ

 

 今の政治で保守が掲げていくべきものは何でしょうか

 

  櫻井 

憲法、教育、皇室の3つの価値観を標榜(ひょうぼう)する政党は

どこにも存在しません。

民主党は最初からそういう考えがありませんし、

自民党も谷垣禎一総裁の下ではむしろ3つの論点から遠ざかる傾向にあります。

同質性が高い。

 

  誇れる国をつくりたいと切望し、次の世代の日本人、

またその次の世代に恥ずかしくない国家をつくってバトンタッチ

していきたいと考える人たちには支える政党がないのが現実です。

国民は民主党を選んだつもりですけれど、

実は社会党政権だったということです。

一方の自民党は55年体制の下で極めて怠惰な政治を行ってきました。

 

  渡辺 

憲法改正は…。

 

  櫻井 

自主憲法制定の理想を1ミリたりとも実現しようとしなかった。

「戦後レジームからの脱却」を掲げた安倍晋三さんも足を引っ張られてしまった。

今の自民党は55年体制以降の自民党の延長線上にありますので

変わる見込みはないでしょう。

おのずと第三の道に行かざるを得ないのではないでしょうか。

 

  渡辺 

大連立でうまくいくかどうかわかりません。

政界が再編成されて、本物の第三極ができるかどうか。

保守の新しい軸をつくっていく努力はかなり長い時間を要すると思います。

       

  いつごろから堕落したとお考えですか

 

  渡辺 

70年安保闘争はまるで盛り上がりのない運動でした。

その頃から日本の堕落が始まったと考えます。

日米共通の敵はソ連ですから、政治的に安定し、産業技術も基礎技術も強い、

もちろん米軍艦船の補修能力もある日本に基地を全国に置かせてもらって、

そのことによって対ソ戦にアメリカが勝利できたというわけです。

 

  冷戦下でのかりそめの平和の中で、自主憲法制定という保守が

持っていたはずの精神までも、ぼろぼろになってしまった。

左翼の減退と同時に保守も減退してしまった。

そして冷戦が終わります。

ここで一度立て直しをするための思想が生まれてこなかった。

いまなお憲法の前文のような精神にこだわるところに、

大きな問題があります。まさに日本人の知的な堕落なのでしょう。

櫻井 

ハンチントンが世界を8つの文明に分けて解説しました(*4)。

日本文明は日本一国として描かれていますね。

優れた文明であったと自覚すべきだと思います。

 

  渡辺 

そうですよね、もちろん。

 

  櫻井 

まさにこの日本文明の価値観は、世界に一つの範を示し得るものです。

国民が幸せであり、比較的差別も格差も少なく、

人間社会の理想を実現したかのような豊かさの平等性が行き渡っていました。

激しい競い合いを特徴とするかのようなグローバリズムの中にい

かにこの穏やかな日本的文明を溶け込ませていくか。

人類をより良い方向に引っ張っていくためにも、

日本が日本的価値観を説明し、強く主張していくことが大事だと思います。

*4 文明の衝突と21世紀の日本 集英社新書。

ハーバード大教授のサミュエル・ハンチントンは1993年に

冷戦後の新秩序を解説した「文明の衝突」を発表。

2000年に日本に焦点をあてた続編ともいえる本書を刊行した。

 

        

日米同盟を強固に

 

  この1年に向けた決意のほどをお願いします

 

  櫻井 

世界に対してどのように日本の立場をわからせていくか。

さまざまな提言と主張は日本語だけでなく英語、中国語、韓国語で

発信していきたい。

国家の情報発信と情報収集・分析機能を強めていくことが大事です。

 

  渡辺 

学生と毎日接していて思うことは、日本人が一番恐れなければならないのは

日本人だと。

領海を侵犯されても別にどうということもないという感覚で、

屈辱を与えられ続けた次の世代が暴発してしまうのではないか。

そのようにならないためにも日米同盟を強固なものにしていく。

日米同盟がしっかりすることによって初めて日本がアジアに向けて

凛(りん)たる国家であるということができるわけです。

 

  民主党を見ていると、2国間同盟は古いという考え方、

多国間協議がいいという思想です。

これはダメです。

利害を共有する2国間の同盟が本物の同盟であって、

3国、4国となると機能しません。

日英同盟がついえて、その代わり日英米仏の4国同盟で大正期から

昭和前期の平和を守ろうとしましたが、4国同盟は一度も機能しなかった。

6カ国協議はもう何の機能もしていない。

北朝鮮に核開発の余裕を与えるだけの協議の場になってしまっています。

 

櫻井 

日本社会には暴発するほどの元気もなくて、冒頭で申し上げたように

液状化しつつあると心配しています。

そんな日本人に、昔風に聞こえるかもしれませんが、

「立派な日本人になることの大切さ」

「戦後日本人が日本人でなくなったことの問題」を

説きたいと思います。

まず日本国が普通の民主主義国家の要件である外交力と軍事力を

備えたまともな国になり、

日本人がまともな日本人になることから再建が始まります。

 

  そこにたどり着くための歴史教育とともに、国際社会を広く見て、

その一員であるという意識を常に忘れないでほしい。

健全なナショナリズムは健全な国際主義なしにはあり得ないことも

強調したいですね。

 

  渡辺 そうですね。

        

≪プロフィール≫

 

  櫻井(さくらい)よしこ氏 

昭和20年10月、ベトナム生まれ。国家基本問題研究所理事長。

ハワイ大学歴史学部卒。クリスチャン・サイエンス・モニター紙東京支局員、

日本テレビニュースキャスターなどを経てフリーでジャーナリスト活動を開始。

第26回大宅壮一ノンフィクション賞、第46回菊池寛賞受賞。

著書は「明治人の姿」「日本を愛すればこそ、警鐘を鳴らす 論戦2010」

「民主党政権では日本が持たない」、共著として

「中国はなぜ『軍拡』『膨張』『恫喝』をやめないのか」

「日中韓 歴史大論争」など。

産経新聞「正論」執筆メンバー。第26回正論大賞受賞。

 

  渡辺利夫(わたなべ・としお)氏 

拓殖大学学長。昭和14年6月甲府市生まれ。

慶応義塾大学卒業、同大学院修了。経済学博士。筑波大学教授、

東京工業大学教授などを歴任。

日本安全保障・危機管理学会会長、外務省国際協力有識者会議議長。

著書は「成長のアジア 停滞のアジア」(吉野作造賞)、「開発経済学」

(大平正芳記念賞)「西太平洋の時代」(アジア太平洋大賞)、「

神経症の時代」(開高健賞正賞)、「新 脱亜論」

「君、國を捨つるなかれ」など。

産経新聞「正論」執筆メンバー。

 

 

 

 

 

 

           201115日 左翼お花畑はこの国を潰す気か!2

   新年早々ですが、政治問題は今年も波瀾万丈です。

   ひょっとすると早々の国会解散もあるかもしれませんね?

   菅政権は強気の姿勢であるが内容はボロボロ。

   内争と中身のない政策の連続に国民は癖へきしているからです。

   このブログの内容には事欠かない様な有様なのです。

   今年も政権に対して痛烈なパンチを浴びせて独言を続けていきたいと

思います。

 

宮根誠司氏、櫻井よしこさん、石破茂氏、渡辺喜美氏、原口一博氏、

松尾貴史氏、高野孟氏、森永卓郎氏の対談です。面白いので読んでください。

http://omoixtukiritekitou.blog79.fc2.com/

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宮根氏

「今、あの速報がありまして小沢元代表が政倫審に出席の

意向を固めたと・・・いうことですね。

政倫審出席されると。」

 

石破氏

「まずそこで、出席をして

まだ分からないね、っていう事があれば証人喚問と、そういう順番です。

だからね、いきなり証人喚問っておかしいねと原口さん仰った

じゃあまず、政倫審話しを聞きましょうと

そこでみんなが本当に納得すれば、それはそこでいいわけです。

これで一つ前進で

だからね、今お話にあるような外交とか安全保障とかそっちのが申し訳

ないけど十倍も百倍も大事ですよ。

憲法ってのにきちんと向き合ってこなかった・・私たちは。

この憲法にきちんと向き合わなかったのは殆ど我々に責任があるんです。

だから次の選挙の時にはこの事にきちんと向き合う。

そうでないとこの国は戦争をやる覚悟がないと、本当に戦争に

なっちゃいますよ。」

 

高野氏

「あの・・・何ていうか21世紀の大きなトレンドとして、

そのアメリカを中心とした米・欧・日という所謂その昔

3極と言われたその・・・

それがいつも世界のトップにあるという構造が段々こう・・ゆるんで崩れていく

中国・インドをはじめとした新興国が台頭してくるというようするに

世界構造の非常に根本的な変化があるわけですよね。

そこのその変化の舞台が櫻井さんが仰るようにその太平洋から

インド洋っていうところに顕著に現れると・・いろんな矛盾があらわれてくる。

いう大きな流れの中にあるんですね

で、そういう意味では確かにその通りですけど、それを純粋に

軍事の問題としてそれを解決を図ると・・いうふうにすると私は

とんでもない間違いが色々・・余計なフリクションがいっぱい

起こってあの・・いくだろうと

そうすると、なんというかその・・国際的に国際社会上手く

やっていくというのは、最終章第10章がもう軍事的解決しか

ありませんねってこというんだけど

1章から9章まではどうやったらこの手練手倉も含めて

平和的にその軍事を使わないで解決していくかっていう1章から9章が

必要ですよね・・・。

・・国連憲章のね、構成もそうなってるわけですよ。」

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櫻井さん

「あの高野さんの議論はねえ・・ちょっとえもっと別の枠組みの中で

見なきゃいけないのはね

じゃあ中国が軍事に対してどういう考え方を持っているのか

知る必要がありますよね。

中国は過去23年間に2桁の延びですよ。

去年は・・としてね・・・」

 

高野氏

「それはだって・・インフレがあるからね」

 

櫻井さん

「あら、日本だって他の国だってインフレはありますけども」

 

高野氏

「日本は高度成長の時は2桁成長ですよ」

 

櫻井さん

「インフレの中で、インフレの中でねかくも長きに渡って2桁の

軍事増強をしたのは後にも先にも中国だけです。

そしてね、その中国の考え方というのは

大海軍を作ると、これはその使うためが第一義の目的ではない

といってるんです。

軍事力の増強というのはそれを相手に見せつけてと・・・心理戦と

いいますこれね。

相手を心理的に圧倒して、もうこの国と戦っても勝ち目はないから

駄目だなあ・・言うこと聞きましょうというふうに屈服させることが

目的何です。」

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不意を打たれぬようにしよう

 

   このような敵の欺瞞行為をあばく必用がある。

    スイスは、征服の野心をいささかも抱いていない。

何国をも攻撃しようとは思って いない。望んでいるのは平和である。

   しかしながら、世界の現状では、平和を守り続けるためには、また、

他国に対する奉仕をしながら現在の状態を維持するためには、

軍隊によって自国の安全を確保するほかないと、スイスは信ずる。

 

   近代兵器を備えた大国に立ち向かうことはわれわれにはできないという人々に

たいして、われわれは、こう答えよう。−経験は、その逆を証明している、と。

 

引用終わり。

 

原口氏

「これ仰る通り大事で、中国は三戦(法律戦、 世論戦、心理戦)

 五龍(海軍・海警・海監・海巡・漁政)って

3つの戦略で五つの龍がブルーネイビーと言ってどんどんどんどん

第一列島線から第二列島線まで出ていこうと、こういう思いを持ってます。

新たな帝国主義的な時代に僕等が入ったっていう認識の中で安全保障を

やんなきゃいけない。

僕も安保会議のメンバーでしたから・・・ただ自民党時代から何も

やってないかというと安保会議はそうとう詰めたことをやってるんです

中身については外に出して言えないけども、例えば陸・海・空・宇宙が

バトルフィールドだった。

今はこれサイバーに移ってるんです。

サイバー・・で、私が総務大臣の時にアメリカのFCCの

ジェネカフスキー(?)さんと4つのプロジェクトを走らせていて

その一つの大きな柱がサイバー上のアタックにどう備えるか。」

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宮根氏

「今サイバーアタックって言うのが一番怖いんですね」

 

 

原口氏

「もっとも怖いんです。

それが殆ど機能してなかったんです。

それを機能させてきてるんです。」

 

森永氏

「まず考えなきゃいけないのが中国が中国が力つけてきたのは

事実なんですけれども、じゃあアメリカに着いてれば安全なのか

だって太平洋戦争の後ね、大きな世界的な戦争やったのって

ベトナム戦争にしろ湾岸戦争にしろイラク戦争にしろアメリカばっかりですよ。

中国は別にそんな大きな戦争してるわけじゃないんだし・・・」

 

 

(※感想:ここでまた花畑?的に森永氏が中国擁護論を唱えてますが、

確かに大きな戦争をしたのはアメリカだけかも知れませんが、

戦争だけが人命を大量に奪うかと言えばそうではないことをこの森永氏は知らないようです。

大きな戦争でなくとも、紛争でも時と場合によれば大量の人命を奪う。

特に中国の場合はその人命を奪った数が桁違い!

別にアメリカに過ちがないとは言わない、だが中国とアメリカを比べ

日本の安全のためため、一番最良な国はどちらかと言えば中国ではなく

アメリカなのは間違いない。

むろん日本は独力で自国の防衛が出来るようになるのが一番いいのは

言うまでもない。

 

これは中国共産党の戦後の歴史です。

こんな国と仲良く?などとは到底考えられない・・・。

 

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2010年現在でも、非漢族に対する大虐殺、婦女子を強制連行・

中絶・不妊手術、 まさしく民族浄化を継続中である。 )

 

櫻井さん

「中国は小さな戦争を幾つもしてますし

戦後戦いによって領土を拡張した国はたった一つ中国です。

その事は忘れちゃいけないと思いますね。」

 

 

森永氏

「だけどアメリカのような戦争はしてないじゃないですか?

そして日本の防衛費は小さいと仰いますけど・・・。」

 

 

櫻井さん

「じゃあチベットやネパールや・・・

チベットやウイグルや、インドやそういったところどうするんですか?」

 

 

 

   後、このやりとりも非常に重要だと思います。

石破氏の

 

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『軍事バランスが崩れたら戦になる、当たり前の話です。

その時にどんな外交努力をしようが、何しようが軍事バランスが

崩れたらおしまい。

中国が後10年後に何を狙っているか、よく認識しないと大変な事になる。』

 

本当にそうだと思います。

それにしてもこの高野氏は何故にそこまで中国擁護?

まさに戦争と言う言葉は否定するがやってることは戦争を

呼び込むような事ばかり言う・・・

 

本当に我が国を無防備にして中国の侵略を誘い滅ぼす気か!

 

宮根氏

「軍備を増強すればこういう問題は解決するのか?

いや、軍備だけではない、他の流れもあるのかとかね・・・」

 

高野氏

「根本はね、外交力ですよ。

例えばね・・・」

 

櫻井さん

「でも、外交力は軍備の背景なしには外交は言葉だけですよ。」

 

高野氏

「・・いいや、そのタイミングで19世紀みたいなこといわないでください。」

 

櫻井さん

「いやいや21世紀もそうですよ。」

 

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高野氏

「あの・・ね、だから・・ずっと永遠にそうじゃないですよ。

だけど例えば中国の温家宝首相が11月にインドに行きました。

中印国境問題ってのが依然としてあって、インドとパキスタンで

カシミールの領有でもめてんのと

カシミールの一部が中国の実行支配してます

この事を前提・・やっぱりやりとりが・・中印首脳会談で必ず

一応儀式のようにしてやりとりするわけですよ。

それは棚上げして、何か・・・日本円にして何兆円だかのなんか

経済協定を結びましたと・・・

だから結局ね・・・」

 

 

櫻井さん

「あなた間違ってます。

私インドで取材してきました、温家宝の講演の場にもいましたけども

棚上げしてませんよ。

インドは絶対に棚上げしない・・・。」

 

高野氏

「そういうことは当然書き込まないで・・・お互い書き込まないで

さっさと経済協定だけは結んでいるわけですよ。

台湾の独立運動だって・・」

 

櫻井さん

「その代わりインドは・・インドは一つね新しいあのステップを踏んだんです。

それまでインドは台湾とそのチベットは中国の一部と必ず

共同宣言とかそういう時に言ってたんですが今回それを言わなかったんです。

ですからね棚上げなんかしてないんです。」

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高野氏

「それはだから外交戦争です

外交のやりとりなんです・・・」

 

 

石破氏

「だから2020年には・・・後10年後には間違いなく中国の

航空母艦が太平洋に出てくるんです。

第5世代の戦闘機も持っている。

それは間違いなくこのまま行けば軍事はバランスが崩れる。

軍事バランスが崩れたら戦になる、当たり前の話です。

その時にどんな外交努力をしようが、何しようが軍事バランスが

崩れたらおしまい。

中国が後10年後に何を狙っているか、よく認識しないと大変な事になる。」

 

高野氏

「いやいやいや、日本と戦争するの?」

 

石破氏

「それは否定出来ないよ。

・・・否定出来ないよ。」

 

 

 

   

         

 

    

   

   

          

  

   

         

           

   

            

   

 

   

   

 

 

 

 

        

       

 

             

   

   

 

 

 

     

        

 

 

       

         

  

         

 

 

   

         

   

              

         

          

         

         

          

 

      

       

          

  

       

       

 

 

 

    

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